収入、お金の悩み

残業がしたくてもできない!会社がさせてくれない!どうするべき?

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「大変」「辛い」「疲れる」など、どちらかというと負の感情を抱かれやすい残業。

 

しかし世の中には、むしろ残業したい!と考える人も意外と多く存在します。

 

給料が多くなる・家に仕事を持ち込まずに済むなど、残業によって生じるメリットを重視する人がたくさんいるのです。

 

そんな人達にとって、残業できない会社で働くことは大きなストレスとなるでしょう。

 

そこで今回は、残業できない・させてもらえない会社をテーマにまとめていきます。

 

残業ができないことで感じるストレス

まずは残業ができないことで感じる主なストレスを見ていきましょう。

 

仕事が終わらない

 

今日は残業しないと終わらないな~という時、ありますよね。

 

膨大な量の仕事を任されてしまうと、いくら頑張っても業務時間内で全て終わらせるのはなかなか難しいものです。

 

しかし残業NGの会社では、「残業をして今日のうちに終わらせる」ということができません。

その結果どんどん業務が溜まっていき、いつまでたっても仕事が終わらない最悪の状態になります。

 

残業ができない会社では、仕事もストレスも溜まる一方…というわけですね。

 

給料が安いままで稼げない

 

基本給が高くない人にとって、残業代はとても貴重な収入源です。

 

しかし残業ができない会社だと、当然ながら残業代など一円も出ません。

 

「給料が低くても残業代があれば違うのに…」と思うと、ストレスが溜まるのも無理ないでしょう。

 

自宅へ持ち帰らなければならない

 

「残業できない…でもこのままじゃ仕事が…」

 

そんな最悪の状況下でできることといえば、もう自宅へ持ち帰ることしかありません。

 

せっかく家に帰っても引き続き仕事モード続行、おまけに残業代もナシ。

 

疲れるわ稼げないわで、まさに踏んだり蹴ったりと言えるでしょう。

 

残業できない・させてもらえないで困る人多数!(口コミ情報)

ネット上をチェックしてみると、残業ができずに悩んでいる・困っている人の口コミが多く見受けられます。

 

基本的には「仕事が終わらなくて困ってる派」と「給料が安いままで辛い派」の2つに分かれているようですね。

 

仕事が終わらないで困ってる派

 

まずは残業NGなせいで仕事が終わらない…と嘆く人の口コミから。

 

 

 

 

 

仕事が多くてやりきれないのに毎日怒られて辛いのですが逃げられずどうしたら良いのでしょうか

「会社に残るな」「残業(申請)するな」「家に持ち帰るな」「納期と品質は守れ」と言われて泣きそうです。

引用元:Yahoo知恵袋

 

最近仕事の量が多くて全然終わらず次の日に持ち越しが毎日の様に続き周りからは「まだ?」と催促される日々です。

残業してでもその日のうちに終わらせたいのですが会社のシステム上残業も持ち帰りも無理です。

毎日周りから頼まれ事をされ自分の仕事も終わらずどうすればいいのか分からなくなってきました。

引用元:Yahoo知恵袋

 

仕事が溜まっていて早く終わらせたい!という場合、残業できないのは困りもの。

 

そのうえ早くしろなんてせっつかれたら、もうどうすればいいかわかりませんよね。

 

給料が安いままで辛い派

 

そしてこちら、残業代が出ないせいで給料が安いままと悩む人々の声です。

 

 

 

 

残業させてほしいです。

ウチの会社は残業がほぼ無しのため、定時を超えて残っていると早く帰れ、と言われます。

残業代ないと苦しいので無理やり理由を作っていますが、残業は少しは必要です。

引用元:Yahoo知恵袋

 

残業代が出るなら、ある程度残業はしたいです。

給料が安いと、残業代や夜勤手当てが、小遣いみたいなものでした。

引用元:Yahoo知恵袋

 

 

やはり残業代が出ると出ないとでは、収入に大きな差が出てきますよね。

 

多少辛く感じても、「その分お金が上乗せされる」と思えば、むしろガッツがわいてくるでしょう。

 

会社が残業させてくれない理由

「なぜ会社は残業させてくれないのだろう?」

 

残業したくてもできないと、そんな疑問で頭がいっぱいになりますよね。

 

そこでここでは、会社が残業させてくれない理由をいくつかご紹介します。

 

法律で決められているから

 

実は残業時間には上限があります。

「1日8時間・1週間40時間まで」という上限が労働基準法によって定められているのです。

 

もし1日8時間・1週間40時間を超える場合は、36協定の締結・届出が必須となります。

 

とはいえ、36協定を結べば無限に残業ができるわけではありません。

36協定を結んだ場合でも、「月45時間・年間360時間まで」という上限が存在するのです。

法律で決められている以上、会社もそう易々と残業させられないわけですね。

 

働き方改革が活発化してきたから

 

近年は、働き方改革が活発化してきています。

個々に応じた柔軟な働き方をして「働きすぎ」を防ぐ…というものですね。

しかしこの取り組みにより、多くの企業が時短勤務を導入するようになってきました。

残業なんてもってのほか!といったところですね。

 

また働き方改革には、以下のような制度も含まれています。

 

月60時間を超える残業は、割増賃金率を引上げます

月60時間超の残業割り増し賃金率 大企業、中小企業ともに50%

引用元:厚生労働省

 

今までより仕事の負担が軽くなるといえば確かにそうなのかもしれませんが…。

もっと頑張って稼ぎたい!という人にとっては逆にちょっと困りものでしょう。

 

コストが掛かるから

 

当然ながら、残業代の支払いは全て会社側の負担となります。

 

つまり社員に残業させればさせるほど、残業代・人件費が掛かってしまうわけです。

 

ちなみに残業時の割増賃金率は以下の通りです。

 

 

時間外労働・2割5分以上(一ヶ月60時間を超える時間外労働については5割以上)

休日労働・3割5分以上

深夜労働・2割5分以上

引用元厚生労働省(割増賃金)

 

 

少しでもコストを削減したい会社にとって、社員の残業はできるだけ回避したいものなのです。

 

自分にだけ残業をさせてくれないのはパワハラになる?

残業をさせてくれない=パワハラと簡単に言い切ることはできません。

 

しかし「周りは残業しているのに自分だけ残業させてもらえない」というケースだと、パワハラに当たる可能性が高いです。

 

まずこうしたケースの場合、高確率で会社側から「能力のない人間」と思われています。

要は「能力のない人間に仕事を任せても無駄」といったところですね…。

 

確かに仕事ができない人に残業をさせるのは、会社にとってあまり有益なことではないかもしれません。

 

しかし、明らかに残業が必要な状況で特定の人にだけ残業をさせないのは問題です。

 

能力に難があるならば、仕事を任せず終わりにするのではなく、しっかり教育を行うべきでしょう。

 

教育・指導を怠り、残業が必要な中でひとり残業をさせないまま放ったらかしにする…。

 

これはパワハラになる可能性大です。

 

厚生労働省が示すパワハラの類型では、3や5などに該当するでしょう。

 

 

1・身体的な攻撃

例:上司が部下に対して、殴打、足蹴りをする

 

2・精神的な攻撃

例:上司が部下に対して、人格を否定するような発言をする

 

3・人間関係からの切り離し

例:自身の意に沿わない社員に対して、仕事を外し、長期 間にわたり、別室に隔離したり、自宅研修させたりする

 

4・過大な要求

例:上司が部下に対して、長期間にわたる、肉体的苦痛を伴う過酷な環境下での勤務に直接関係のない作業を命ずる

 

5・過小な要求

例:上司が管理職である部下を退職させるため、誰でも遂行可能な受付業務を行わせる

 

6・個の侵害

例:思想・信条を理由とし、集団で同僚1人に対して、職場 内外で継続的に監視したり、他の従業員に接触しないよう働きかけたり、私物の写真撮影をしたりする

引用元:厚生労働省 パワーハラスメントの定義について

 

また上司が部下に対し、業務時間短縮を執拗に促すことを「時短ハラスメント」と呼ぶそうです。

 

働き方改革により、時短勤務が推奨されるようになってから生じた新たなハラスメントですね。

 

いずれにしろ、残業できない・させてもらえないことも、状況次第で十分パワハラになり得ると言えます。

 

残業ができる・しっかり稼げる会社へ転職!

「残業代が出なくて給料が低い…辛い」

 

「残業が無理なせいで仕事がたまってキツイ!」

 

そんな人は、もっとバリバリ残業できてしっかり稼げる会社へ転職しちゃいましょう。

 

とはいえ、いざ転職するとなったらやはり不安はつきもの。

 

「もしまた残業できない会社を選んでしまったらどうしよう…」

 

「そもそも転職自体うまくいかないかもしれないし…」

 

そんな考えが少しでも頭をよぎったら、ひとりだけで頑張らずプロの力を借りてみてください。

 

転職エージェントに無料登録をして相談するだけでも、何か光が見えてくるでしょう。

 

 

 

 

 

 

あなたの希望をしっかり考慮したうえで、ベストな求人を紹介してくれますよ。

 

まとめ

 

残業をやらずに済むのであればそれに越したことはないでしょう。

 

しかし「残業代が稼げる」「家にまで持ち込まなくて済む」など、場合によっては残業がメリットになるケースもありますからね。

 

残業できない・させてもらえない状況が続きストレスを感じたら、転職を検討することもひとつです。

 

「当たり前に残業ができる・残業代が出る会社で働きたい!」

 

そんな人は、ぜひ一度転職エージェントに登録・相談してみてくださいね。

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