20代で手取り20万円で年収400万前後は決して安い額ではありません。
会社によって異なりますが手取り20万ということは額面では20万後半くらいだと推測されます。
20代の平均年収や生活水準、結婚や貯金に関して、他にも年収アップや節約方法についてもまとめています。
20代の平均手取り額はどれくらい?
転職サイトDODA調べでは2016年9月~2017年8月の20代の平均年収は346万円となっています。
参照 DODA
この表を見てもらうと分かるように20代で年収400万円は全体の18.6%しかいません。
私自身も羨ましく感じます(笑)
全体的に見て300万円以下、300万円から400万円未満が全体の70%を占めています。よほど大手に行かなければいかない水準です。
年収は基本的に額面の金額で計算されています。年収400万円だと手取り約21万~23万ほどです。(ボーナス2回と考える)
手取り額と額面の違い
額面というのは税金が引かれていない給与額です。給与明細に総支給とか総支払額などと記載されていることが多いです。
それに対して手取りは差し引き支給額、振込金額と書かれています。要は所得税や市民税、年金、健康保険などが引かれた自分の口座に振り込まれるお金です。
基本的には年収というのは額面(総支給)で計算されます。
ここでは基本的に額面の金額でお話をしています。
20代の男女の比較
厚生労働省が毎年発表している民間給与実態統計調査によると男性の女性の平均は以下の通りです。
この金額はあくまでも平均年収です。男性の方が20万円~30万円ほど多くなります。
最近は女性でも高収入の人が増えてきています。それだけ女性関連の商品のニーズが高いということがわかります。(女性が女性に販売するという意味で)
私はネット広告業を行っていますが女性対象の広告はお金のかけ方が違うと感じています。
女性は今男性を追い抜くチャンスです。
手取り20万円での生活水準
20代で手取り20万という金額で生活水準について考察してみました。
生活費
例えば東京で一人暮らし手取り20万円の場合
家賃 6万円
光熱費 1万
スマホ、光回線 1万円~2万円
生命保険、車両保険 1万円
合計 約10万円
これだけでおおよそ10万円ほど生活に必要な費用になります。毎月どうしてもかかる額です。
ここから食費、雑費、遊び代などで8万円ほどかかると残るのは2万円です。
月にかかる費用は18万円と考えると手取り20万円ではきついのかもしれません。
ただ、手取り18万円で年収380万円ほどだと貯金も出来ませんので年収400万円は良い方だと思います。
貯金は出来るのか?
月にかかる生活費を計算してみて下さい。
上記の計算方法だとおよそ2万円ほど残ります。
月々にかかる経費にボーナスは含んでいませんのでボーナス分は貯金にまわせます。手取り400万円だと20万~30万円ほどの金額だと思います。
(月々2万円×12カ月)+(ボーナス25万×2回)=74万円
74万円貯金できる計算になります。突発的な出費などの計算を入れると少なくとも50万円は貯金できると思います。
結婚は大丈夫なの?
結婚できるかという問題も出てくると思いますが、共働きならば全く問題はない金額です。
二人とも正社員で働いていれば二人の合計が年収700万ほどになると思います。
結婚後のお金の問題は子どもが出来てからです。子どもを出産する分には自治体からの補助金でほとんどお金はかかりません。
奥さん分の給料が減ってしまうと旦那さん分の給料20万円で生活するのがきつくなります。
それでもボーナスがありますので生活に困るということはないでしょう。
子供を育てていくことは出来る?
私の周りには20代年収400万円で奥さんが働かずに生活できている人もいます。
ただ、かなり節約しなければなりません。月のスマホ代や保険も安いプランで入って食費もかなり削っています。
それでも子供を育てていくことは可能です。貯金は出来ないかもしれませんが。。。
例えば千葉県の子育て支援は出産一時金42万、子供手当て月額1万5千円、子どもの医療費1回300円などさまざまな手当てを受けることが出来ます。
子どもが小さいうちはそこまでお金がかかりませんので育てていくことは可能です。
手取りが安くてきついと感じるなら節約するしかない
手取り20万円年収400万円で生活がキツイと感じるなら制約をするか年収を上げるしかありません。
まずは保険を見直してみる
生命保険や車の保険を見直してみて下さい。20代なら余計なプランに入っていても損をする可能性もあります。
特に20代のうちは生命保険に入っていたとして損をする可能性が高いです。
正社員で健康保険に加入していれば高額医療費控除が適用されます。会社によっても異なりますが約10万円以上の費用は負担しなくて良い制度です。
月に5000円の保険だとしても年間6万円、2年間で12万円になってしまいますからね。全く病院に行かなかったら損してしまいます。(何かあった時には重宝しますが、、、難しいところですね。)
保険のコネクトさんは無料で見直しすることが出来ますので試しに相談してみて下さい。
格安SIMを検討する
3大キャリアの料金は高めに設定されています。品質は良いんですけど料金が高い。
格安SIMなら3大キャリアの半額ほどの料金で利用できます。私はmineoを使用していますが月額3000円ほどで収まっています。
回線が混んでいる昼や夕方に通信速度が遅くなるデメリットもありますが普通に使用するだけなら全く問題なしです。
外食を減らす
意外とお金がかかっているのが外食です。
コンビニ弁当やファミレスって意外と高いんですよね。コンビニでも1食700円、ファミレスだと1000円ほどかかってしまいます。
これを自炊に変えると半分くらいの金額で済みます。ただ一人暮らしの場合は調味料やお米などで初期費用がかかりますので継続しなければ効果は薄くなってしまいます。
年収を上げたいと考えるなら
今の給料では安い、給料が少ない、生活が苦しいなら年収を上げるしかありません。年収をアップさせる方法を紹介します。
転職を検討する
どうしても年収を上げたいと思うなら転職も検討してみてもいいかもしれません。
ただ、転職すると給料が下がってしまう可能性がある、定年退職金が安くなるなどのデメリットもあります。
転職を検討しているならリクルートエージェントや就職Shopなどの転職エージェントに無料相談してみて下さい。年収アップのヒントが見つかるかもしれません。
副業を考える
会社の規則にもよりますが、副業をやれば給料とは別に収入が増えます。
実はこのサイトもアフィリエイト収入を少しばかり得ており、私自身は副業として運営しています。
最近ではクラウドソーシングといってネット上で仕事をすることも出来ます。クラウドワークスやココナラが有名なクラウドソーシングサイトです。
絵をかくことで収入が得られたり、文章を入力するライター業務でも収入を得られることが出来ます。
株、仮想通貨などに投資する
少額でもできる投資の一つに株や仮想通貨が挙げられます。
2018年に入ってから仮想通貨は暴落してしまいましたが、持ち直し始めています。(ただいつどうなるかはわかりません笑)
株に詳しい友人に聞いたところSBI証券や松井証券、ライブスターがオススメだそうです。
年収をあげるための転職エージェントおすすめ3選
やはり転職して年収をあげるのが一番の近道です。そのためにも転職エージェントを活用してみて下さい。
街の求人雑誌、ハローワークよりもオススメです。
利用料金は無料でキャリアアドバイザーに相談して自分に合った企業を紹介してもらえます。
おすすめの転職エージェントを3つ紹介します。一つだけでなく3つ登録しておくと見れる求人数も増えますので複数登録してみて下さいね。
就職SHOP
就職SHOPは20代に特化した転職エージェントです。20代の人は登録しておくべきサイトの一つです。
ただ関東圏と関西圏にしか支店がありません。地方の方は利用しにくいのがデメリットです。
リクルートエージェント
就職、転職業界大手のリクルートエージェントも登録しておくべきサイトの一つです。
全国に支店がありますので地方の人でも利用しやすいのがメリット。求人数も豊富です。
マイナビエージェント
マイナビエージェントも全国に支店があります。
上記2つのエージェント共に登録しておきたいサイトです。
まとめ
20代で年収400万は平均の数字を見ても少ない金額ではありません。
でも実際に生活してみるとキツイと感じますよね。私自身も現在400万程ですがキツイと感じています。
年収アップ、節約の両方の側面から見てみることが大切だと思います。