就活が決まらない、上手くいかないと悩んでいる人の中には、「就活失敗=人生終わり」と考えている人は結構多いのではないでしょうか。
実際に就活が上手くいかず自殺したというニュースを時折テレビでも見かけることがあります。
しかし本当に就活に失敗することで、あなたの人生は終わるのでしょうか。
決してそんなことはありません。
今回は就活が上手くいかず悩んでいる人に対して、就活への希望を見出す為に今何をすべきか、どういう手段を取る方が良いかという点について紹介していきたいと思います。
就活に失敗しても人生は終わらない
「就活失敗=人生終わり」という考え方自体が間違っていることについて理解しましょう。
就活が人生において非常に大切な選択となることは間違いでしょう。
やはり良い会社に入社した方が給料が高かったり、休みが多かったり等、メリットは多いです。
勿論、私も就活生には少しでも良い会社に入社出来るよう就活を頑張ってもらいたいと思っています。
しかし最も大事なことは、「会社に入社してからどうするか」ということでしょう。
どんな一流企業に入社したとしても努力を怠れば、成長していくことは出来ません。
逆に第一希望に入社出来なかったとしても、そこから必死に努力し実績を積んでいくことで、昇進に繋がったり、転職の可能性も広がったり等、キャリアアップしていくことに繋がります。
その為、就活を失敗したから人生が終わったという判断は間違っています。
就活はあくまでも社会人としてのスタートラインに立つ為の準備期間であり、あなたにとって終わりどころかまだ始まってすらいません。
そこからあなたがどう働いていくかによって、人生は決まっていくことについては覚えていてもらいたいと思います。
就職が決まらない人の特徴
ここでは就活が決まらない人の特徴について紹介していきたいと思います。
就活が決まらない人の最大の特徴は、「テンプレ人間」であることでしょう。
就活のマニュアル本や大学の就活アドバイザーの言われた通りの決まったテンプレで面接を受けている人のことを、私は「テンプレ人間」と呼んでいます。
勿論、面接においてマニュアルのように質問を答えることは間違いではないでしょう。
しかし、よくよく考えてみてください。
面接官は毎日何十人の就活生相手に面接し、就活生はみんな同じリクルートスーツ、志望動機は非の打ちどころのない完璧なテンプレばかり。
もし私が面接官であれば、間違いなく飽きるでしょうし、結局誰に内定出したとしても同じじゃないかと思います。
極端な話をしますが、
「特技はナンパです。大学時代は居酒屋のキャッチとナンパに明け暮れていました。その為、この社交性を営業活かしていきたいと思っています。」
こんな人が面接に来たら、間違いなく面接官の記憶や印象には残ることでしょう。
就活を成功させる為に最も大事なことは「印象」と「他の人との差別化」なのです。
勿論、会社によっては悪い意味で捉えられる可能性もありますが、テンプレ人間と内定率で比較すれば、結果は歴然でしょう。
(ちなみに上記の極端な例は私が就活時に使っていた手段で、有名大卒でも無い私が大手商社に入社出来たので、効果は保証します!)
就活において最低限のマナーや企業研究は必要になりますが、テンプレを脱却したあなた自身のありのままの姿で就活を行うことで、内定率も確実に上がると思います。
就職浪人が良いのか、就職留年が良いのか
就活に失敗して就職浪人する方が良いか、それとも就職留年が良いかと悩んでいる人は結構多いのではないでしょうか。
聞きなれない言葉の人も多いかと思いますので、下記にてまとめてみました。
就職浪人・・・大学を卒業し、「既卒者」として中途で就活を行う人
就職留年・・・一年間大学を留年し、再度新卒として就活を行う人
結論から言えば、「就職留年」を間違いなく選ぶべきでしょう。
就職浪人は中途採用になる為、ライバルは以前会社に勤めていたキャリアを持っている人となり、採用を求めている会社も即戦力を求めています。
大学を卒業しただけのキャリアの無い就職浪人者では内定を貰うことは非常に難しくなるのです。
(実際、就職浪人者に内定を出すくらいなら、新卒の方が良いことは分かりますよね。)
また求人数も新卒市場の方が圧倒的に多く、就活の幅が広がります。
勿論、私立大学を留年すれば、事実1年間で100万以上のお金がかかります。
しかし、親に頭を下げてでも、「新卒ブランド」は手放さないことをお勧めします。
失敗から立ち直る方法
次に就活失敗した人に対して立ち直る方法についていくつか紹介していきます。
①経験として次に活かす!
やはり1番は「失敗を活かして次に活かす」ことでしょう。
失敗して落ち込んでいて、思い出したくないこともあるかと思いますが、その経験を次に活かさなければ、同じことがまた繰り越される可能性があります。
「なぜ落ちたのか?」、「どうすれば良かったのか?」という点については、理解しておきましょう。
私も就活を始めた頃は、かなりの数の会社からお祈りメールが来ていました。
しかし、毎回自己分析をしたり、他の人の良かったと思う点を盗み、あるタイミングからほぼほぼ面接に関しては落ちることがなくなりました。
(筆記はいつまでも落ち続けていましたが。)
失敗の経験はあなたの経験値になりますので、次回に活かしていきましょう。
②開き直ってモチベーションを上げる!
私がよく使用していた手段の一つを紹介します。
「俺を採用しなかったことを後悔させてやる!」、
「もっと上の会社で働いてやるわ!」等と開き直ってみましょう。
すると今まで失敗して落ち込んでいた気持ちが少しは落ち着くのではないでしょうか。
ただ開き直るだけでなく、落ちた会社の競合他社の入社したり、もっと上のレベルの会社に受かる目標になります。
実際に目標が達成した時は、就活成功の喜びと共に、今まで落としてきた会社を見返した何食わぬ達成感を味わうことが出来ます。
少し性格悪く感じるかもしれませんが、就活においてはこれくらいの「なにくそ根性」は持っておくべきです。
まとめ
今回は就活が上手くいかず悩んでいる人に対して、希望を見出してもらう方法について紹介してきました。
私も就活生の頃は、失敗したら人生お先真っ暗と思っていました。
しかし、実際に会社に入社し働き始めると就活はあくまでも自分の人生においてのスタートラインに立っただけということに気づかされるでしょう。
本当に大事なのは就活で良い会社に入社することではなく、入社後、あなたがどのように働いていくかということです。
今回の記事を読んでいただき、「就活失敗=人生終わり」では無く、「就活=人生のスタート前」ということを理解して頂き、モチベーションの高く、後悔の無い就活をしてもらえれば嬉しく思います。