就職に失敗してしまったことが原因で酷く落ち込んでしまい、そのまま引きこもりになってしまう人も少なくありません。
就活に対して一生懸命取り組み、絶え間ぬ努力をしたからこそ、色んな悔しさ、悩み、辛さを抱えていることでしょう。
しかし「就活失敗=人生の終わり」なんてことは決してありません。
今回は今現在、就活失敗が原因で引きこもっている人に対して、希望を持ってもらえるような記事を書いていきたいと思っています。
就職に失敗する原因
まずは就活失敗の原因について見ていきましょう。
新卒の就活は選考希望者は全員社会経験の無い大学生であり、多少のスキルや学歴の差があったとしてもそこまで大きな差は生じません。
では就活に成功する人、失敗しない人の最大の違いは何でしょうか?
それはずばり「コミュニケーション能力」です。
選考の中心となる面接でどれだけ自分をアピール出来るか、面接官とのスムーズな会話が出来るかという点が非常に重要なポイントになります。
こればかりは性格の部分があり、現在の就活では明るい、話し上手な人が成功し、寡黙な人や口下手な人が失敗する傾向が見受けられます。
勿論、口下手な人でも選考の中で企業にハマれば内定を貰えます。
とどのつまり「運の良し悪し」の部分もあってしまうことも事実です。
失敗しても挽回のチャンスはある
多くの大学生が「新卒で就活失敗したら、人生終わり。」と捉えているようですが、決してそんなことはありません。
就活失敗しても人生において挽回出来るチャンスはいくらでもあります。
平成28年度の厚生労働省のデータによると、転職率は9.9%となっており、毎年10人に1人が転職していることになります。
言い換えれば、新卒で入社した会社にずっと勤めていく人はごくわずかということです。
つまり、就活に失敗したとしてもは人生においてそこまで大きな問題ではありません。
最も大事なことはどんな環境であっても一生懸命働くことです。
そこでキャリアや経験を積むことが出来れば、その環境で上を目指すにせよ、
転職を考えるにせよ、将来の選択肢が無限に広がり、挽回のチャンスは訪れることでしょう。
「どこで働くかではなく、どのように働くか」ということが大事という点については理解しておいてもらいたいと思います。
※データ元:平成28年雇用動向調査結果報告
引き込もりからお勧めの就職先
人は生きていく為に、必ず働いて収入を得ていかなければなりません。
その為、実際に引きこもってしまった場合は、まずは「働くこと」を目標にしなければなりません。
しかし引きこもり状態から、いきなり社会に出ることはハードルが高いと感じるでしょう。
ここでは引きこもりから働きやすい仕事について紹介していきます。
①アルバイト、派遣社員
まずは「働くこと」に慣れることから始めてみるのも一つの手段でしょう。
いきなり正社員としてバリバリ働き、残業、責任感に追われることは心身共にストレスを感じることもあるかと思います。
アルバイトや派遣社員であれば、時間も決まっており、比較的気楽に働けるのではないでしょうか。
②工場の生産ライン
工場の生産ラインの仕事の特徴は、「ルーティーンワーク」と「コミュニケーションが少なくて良い」点にあります。
やはり引きこもりの状態から、営業職等コミュニケーションを必要とする仕事に就職すると非常にきつく感じることと思います。
コミュニケーションが苦手な人でも教わった仕事を淡々と、そして丁寧にこなしていけば良い工場の生産ラインの仕事はお勧め出来る職業の一つでしょう。
引き込もりになってしまった人へ一言
私は新卒就活時に100社以上からのお祈りメールを届き、本当に社会に必要とされてないのは?と思う程、落ち込んだ記憶があります。
結局、希望の会社には入社することは出来ませんでしたが、
「人生における一つの試練」として開き直り一生懸命働き、結果転職という手段を取り、現在は理想の会社で働き続けることが出来ています。
だからこそ、今のあなたに伝えたいこと。
「就活失敗は長い人生で見れば小さな挫折。あなたの努力次第で人生は挽回することが出来る。」
今は素直に受け止められなかったとしても、
この言葉を心の片隅に置いておいてもらいたいと思っています。
引き込もりになってしまった人の家族、友人の方へ一言
ここでは就活が原因で引きこもりになってしまった身近な人に向けて書かせて頂きます。
一生懸命就活を頑張ったから、失敗した時の様々な感情から引きこもりに繋がっていることに対しては理解してあげてもらいたいと思います。
現在の日本の就活事情は上述でも紹介した通り、採用基準が曖昧である為、必ず努力が報われるとは限りません。
就活失敗は挫折かもしれませんが、人生における一つの試練であることに間違いはありません。
しかし、就活を頑張れた人は必ず、乗り越えれらる試練だと思います。
もし彼、彼女が試練を乗り越えようと思い、一歩を踏み出しそう、働きこうという決心がついた時は、傍でそっと背中を押して上げてもらいたいと思います。
まとめ
今回は就活に失敗し引きこもりになってしまった人へ私が伝えたいことを中心に記事にさせて頂きました。
就活に対して一生懸命努力をしなければ、
恐らくショックも少なく今をなんとなく生きていることでしょう。
私は一生懸命就活を頑張れた人は恐らくどんな環境でも頑張っていける人だと思っています。
人生は努力次第でいくらでも変えることが出来ます。
是非今回の記事を読んで頂き、
あなたの人生における大きな一歩を踏み出す後押しになってもらえれば幸いです。