収入、お金の悩み

毎年昇給1000円はやばい!定年前でも給料変化なし…どうするべき?

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昇給で給料がアップすると嬉しいですよね。

 

しかし中には「昇給したけど1000円しか上がらなかった…」と嘆く人もいます。

1000円という昇給額が多いか少ないかでいえば、やはり少ない印象であることは否めません。

 

定年まで頑張って働いても、毎年たった1000円しか昇給しないとしたらどうでしょうか?

このまま今の会社で働き続けていいのかな?と不安になるでしょう。

 

また「少ないと思っているけど世間一般ではこの1000円が普通?」という疑問も生じますよね。

 

そこで今回は、昇給の平均額や給料アップの方法、さらに「昇給の安い会社は辞めるべきなのか?」という根本的な問題についても迫ります!

 

 

昇給額の平均はいくら?

「昇給したものの、いざ昇給額を確認してみるとたった1000円しか上がっていなかった…」

 

これは非常に残念な事態ですよね。

 

特に普段から真面目に頑張っていればいるほど、「たった1000円か」とガッカリするでしょう。

 

では、そもそも昇給1000円という金額は安いのでしょうか?それとも普通なのでしょうか?

 

昇給額の平均を知るべく、日本労働組合総連合会・2019春季生活闘争(春闘)の調査データを見てみると…。

 

 

2019年の平均昇給額は「5997円」であることが判明しました。

 

中小企業と大企業とで分けると、中小企業の平均昇給額は4765円、大企業の平均昇給額は6199円となっています。

 

…やはり昇給額1000円は、非常に低い金額であることがわかりましたね。

 

平均が1000円なら諦めもつきますが、一般的な相場が5997円(約6000円)となると、残念な気持ちに拍車がかかるものです。

 

 

昇給で1年後・10年後・定年前の給料はどう変わる?

毎年の昇給が1000円だとすると、単純に考えて1年で1000円・10年で10000円給料がアップします。

 

つまり10年働いても10000円しか給料が上がらないわけです。

 

もちろん途中で昇給額が上がればこの限りではありません。

また給料が上がるどころか下がる人もいますし、中には昇給なしとする会社も存在します。

景気にも大きく左右されるため、今の時代1000円昇給でも御の字と言えるでしょう。

 

とはいえ、10年で10000円は正直「少ない」というのが本音ではないでしょうか…?

 

また先程ご紹介した平均昇給額5997円を前提に考えると、なおさら納得いかないでしょう。

 

百歩譲って、入社して1~2年程度であれば「まだ入ったばかりだし1000円でも上がるだけありがたい」と思えるかもしれません。

 

しかし10年という長い年月をかけて働き10000円では、あまり前向きな考えになれないでしょう。

 

10年で10000円となると、定年まで働き続けたら約40年で40000円です。

 

年数が増えれば増えるほど、失望感に襲われますね。

 

昇給の安い会社で給料を上げる方法

では、昇給の安い会社で給料を上げる方法はあるのでしょうか?

 

役職に就く

 

昇給を上げる方法として最初に挙げられるのが「役職に就くこと」です。

いわゆる出世ですね。

 

係長、課長、部長と、少しずつ出世していくことで年収がアップします。

また役職手当やボーナスアップも期待できるので、さらなる年収増加が見込めるでしょう。

 

しかし役職に就くと、それだけ背負うものも重くなってきます。

もちろん仕事が忙しくなることも必須なので、「給料は上がったけど精神的にクタクタ」となることも十分あり得るでしょう。

その対価として高給をもらうわけですから当然と言えば当然なのですが、人によっては大きな負担を感じるかもしれません。

 

また会社によっては、そもそものポスト(役職)が少ない所もあります。

特に中小企業にありがちなのが、身内などを優遇するケースですね…。

こうした会社だと、どんなに長年頑張ってもなかなか出世できません。

 

出世による給料アップが一番無難な方法ではあるのですが、環境によってはその無難な方法すら難しいと言えるでしょう。

 

高い昇給が望める部署へ異動する

 

会社が同じでも、働く部署により給料・昇給が異なるというケースも存在します。

 

そのため高い昇給が期待できそうな部署があれば、そちらに異動することもひとつです。

 

違う会社のこととなると大変ですが、なにしろ同じ会社内ですからね。

日々コツコツ情報を集めれば、どこの部署に期待が持てるか大体はわかるでしょう。

「あの部署なら給料や昇給アップできそうだ」と思えたら、人事部に異動の相談・希望を出してみてください。

 

ただ、必ずしも希望が叶うとは限りません。

また「昇給できそうな部署がない…」ということもあり得るため、過度な期待は禁物と言えます。

 

副業を行う

 

昇給・給料アップが望めないのであれば、もう会社に期待するだけ無駄でしょう。

 

とはいえ、給料が増えないまま黙って働き続けるのも腑に落ちませんよね。

 

そこでオススメな方法が副業です。

 

近年は副業OKとする企業も増えてきましたし、会社が昇給してくれないならもういっそ自分の力で頑張ってみるしかありません。

 

例えばクラウドソーシングなどを利用して、サイト作成・記事作成など、自身の特技を活かしつつ稼いでみるのもいいでしょう。

また自分でブログ・サイトを運営し、アフィリエイト報酬を得る人もいます。

 

インターネットを活用しての副業は、自宅にいながらパソコン1台でスタートできるためとてもお手軽です。

帰宅後や休日など、都合のいい時にすぐ取り組める点も魅力的ですね。

 

しかしネットやクラウドソーシングを活用した副業は人気が高いため、その分競争も激しいです。

もちろん副業ではなく本業として取り組んでいる人もいますから、条件の良い案件や良心的な依頼主は奪い合い状態になるでしょう。

うまくいけば月10万円以上稼ぐことも可能ですが、現実はなかなか厳しいと言えそうです。

 

ただ、月に2万でもプラスされれば年間24万円の稼ぎになります。

昇給が少ない・給料アップが期待できない状況において、これは大きいですよね。

もちろん継続するうちに収入が少しずつ増えていく可能性も十分あります。

 

自分の特技を活かしつつ、空いた時間で気軽に取り組めるので、ひとまず挑戦してみる価値はあるでしょう。

 

昇給の安い会社は辞めるべき?

 

昇給が安い・給料アップが望めない会社を辞めるべきか否か?これは実に悩ましい問題ですよね。

 

もちろん辞めるべきか否かは、結局のところ個人の考え方・価値観次第です。

 

「昇給は安いけど、仕事内容は好きだから辞めたくない」

 

「人間関係が良好な職場なので、昇給が安くても構わない」

 

「副業がうまくいっているからこのままでも問題ない」

 

「昇給が安くても、とりあえず同じ会社で頑張り続けたい」

 

…などなど、自分の中で辞めたくないと思える理由があるなら、ひとまず辞めずに現状維持でもいいかもしれません。

 

ただ、昇給が安いことによってモチベーションやヤル気が保てないのであれば、辞めた方がいいでしょう。

 

当たり前ですが、やはり多くの人はお金が欲しくて仕事をしていますからね。

 

もちろんやりがいや人間関係といった他の要素も大切ですが、その「お金」の部分で不満があるとなかなかやる気が上がらないでしょう。

 

昇給の安さが原因で意欲が極端に低下しているのであれば、思い切って「会社を辞める」という決断を下すことも必要です。

 

転職をして昇給が期待できる会社へ行くべし

今回の記事でもご紹介した通り、2019年の昇給平均額は5997円です。

 

中小企業であっても4765円が平均額ですから、探せば4000円以上の昇給をくれる会社はいくらでもあると言えます。

 

ただ、これまで転職した経験がないと、会社の探し方や書類・面接選考の突破など様々な不安が生じますよね。

 

「いくら平均額の昇給をくれる会社があるとは言っても…自分で見つけることができるだろうか?」

 

そんな迷いを抱えると、なかなか最初の一歩が踏み出せないでしょう。

 

そこでオススメなのが、転職エージェントを利用しての転職です。

 

転職エージェントは、一般で公開されていない仕事・企業も紹介しているため、条件のいい会社が見つかりやすいです。

 

「自分では探し出せなかったけど、転職エージェントを使っていい会社に巡り会えた!」というケースも多いですからね。

 

もちろん書類選考や面接など、転職活動に関する悩み・相談も親身に聞いてくれます。

 

登録も無料なので、平均的な昇給がもらえる会社を上手に探したい人は、ぜひ転職エージェントを試してみてくださいね。

 

まとめ

 

一般的な金額に比べると、昇給1000円は明らかに安いです。

 

それでも、昇給アップが見込める保証があるならまだ救いはありますが…。

昇給1000円のままという可能性が高いと、ガックリ肩を落とさざるを得ません。

定年まで頑張り続けて昇給1000円だなんて、冷静に考えれば考えるほど「おかしい」と感じてしまうでしょう。

 

「1000円というわずかな昇給では頑張りに見合わない」

「このままではヤル気が出ず、仕事にも悪影響が生じかねない」

 

その場合は、一般的な昇給額が望める会社に転職することをオススメします。

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