同じ会社に勤めているのにあの人は仕事が少なくて早く帰っている。
それに対して私は仕事量が多くて、残業続き。
不公平ではないかと思っている人もかなり多くいるかと思います。
私自身も営業職で、管理系の仕事を見ていると、「あの仕事量で同じ給料なんて納得がいかない!」と日々思っています。
しかし、労働環境というのはなかなか簡単に変えることが出来ないことも事実です。
では一生この不公平な仕事量を耐え、こなし続けていかなければならないのでしょうか?
決してそんなことはありません!
今回は仕事量が多い人に対して適当な仕事量、不公平さを少しでも減らす対処法について紹介していきます。
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仕事量の不公平はなぜ生まれるのか?
例え同じ会社であったとしても仕事量格差や不公平というのは生まれてしまうことは事実として存在します。
ではなぜ不公平さが生まれるのでしょうか?ここではその理由についてみていきます。
下記に簡単にまとめてみました。
純粋にあなたが仕事が出来る。
同じ仕事をやっていても、人によってそのスピードや正確さは異なります。
その為、会社としては出来る人に多めの仕事、出来ない人には仕事量を少なくという構図が出来上がってしまいます。
よく言えば、会社のあなたへの期待感からつい仕事を増やしてしまっているケースが考えられます。
上司が適切な仕事量が理解出来ていない。
上司が行う業務配分が不公平で仕事量が多くなっていることがあります。
このケースは非常に多く見受けられ、部署内の仕事量に適した人員構成なのか、業務配分なのかという点を理解出来ている上司はかなり少ないかと思います。
上司もサラリーマンなので、自分の評価を上げる為に、多くの仕事を少ない人員構成で行い、そのツケが部下に回ってしまっているのです。
職種による仕事量格差。
例えば客先都合で仕事量が変わってくる営業と、毎日決まった量、時間の中で仕事をやっていく技術や管理系の職種ではどうしても仕事量格差が生まれてしまいます。
こればかりは職種による宿命であり、ある程度覚悟をしなければなりません。
それでも毎日残業と毎日定時帰宅レベルの程の格差ともなれば、不公平さを感じる人は多いでしょう。
このように様々な理由から仕事量の不公平さは生まれてしまいます。
ではこの点を踏まえた上で、どのように対処していけばよいかという点について下記でみていきたいと思います。
現状を分析してみよう!
まずはなぜ仕事量が多いのか?不公平に感じるのか?という点について自身で現状分析をしてみることが重要になります。
例えば、下記のような項目を見ていきます。
①仕事量の多い
②部署の人員不足
③アナログの仕事
④それ以外
1、仕事量が多い
まずは純粋に自身の仕事が多すぎていること。これがほとんどのケースかと思います。
どれくらいの仕事量が適切なのかという点について時間換算して判断してみましょう。
2、部署の人員不足
次に部署の人手不足。
会社が気づいていない仕事量と人のバランスについて部署に適正人員について考えてみる。
現在は人手不足の会社が多いですのでこちらも多いパターンです。
3、アナログの仕事
最後にアナログの仕事。
例えば、この仕事はわざわざ人の手でやるべき仕事ではない。
パソコンなどでシステム化するだけで仕事量、作業効率があがる仕事がないか考えてみる。
4、それ以外
新人である場合もわざと仕事量を多くしている場合もあります。とにかく仕事を覚えなければなりませんからね。
もちろん先輩たちがフォローしてくれていると思いますが、新人だからと仕事を押し付けているだけの可能性もあります。
新人でなければパワハラの可能性も否定はできません。
パワハラをされていると感じているなら専門機関に相談した方が良いでしょう。厚生労働省の労働相談所がありますので相談してみてください。
ひとえに仕事量が多いと言っても何らかの原因があると思います。
人手不足の問題、パワハラ、さまざまな問題があると思いますが1人だけ仕事が多いというのはどう考えても不公平です。
問題があるなら厚生労働省の労働相談コーナーに相談してみて下さいね。
自分だけ仕事量が多い時の対処法
自分だけ仕事量が多い。そんな時に試してもらいたい対処方法を紹介していきます。
上司、人事に相談をしてみる
ここから実際の対処法について紹介していきます。
まずは直属の上司への相談してみることがベターでしょう。
現在の自分の仕事量を文字や数字にまとめて、仕事の不公平さや仕事量について理解してもらう必要があります。
上司としてももしあなたがキャパオーバーし、仕事にミスをされてしまっては困る為、恐らく真剣に向き合ってくれるかと思います。
また仕事を目に見える形で表現することで「この仕事はシステム化出来る。」、「この仕事は他部署に依頼する。」等の判断もしやすくなるかと思います。
しかし、それでも仕事量の多さ、不公平さを理解出来ない上司がいる場合は、人事部へ相談することも一つの手段になります。
人事部は実際の業務について詳しく理解することは出来ないかと思いますが、残業時間や人員厚生を考慮して、一緒に考えてくれることでしょう。
実際に上司に相談して仕事量が減った人もいます。
上司に面談の時間作ってもらって「仕事多すぎるな〜鬱になっちゃおっかな〜(チラチラッ」って話したら仕事量半減しそうな雰囲気出てきた できるなら最初からやれ
— ぺぐも (@pegumo931) 2019年7月11日
まずは上司や人事部に相談してみましょう。
わざとミスをする
仕事量が多すぎる。。。そうなればミスが出てもおかしくない状況です。
そんな状況でミスをしない人はかなり優秀な人でしょう。
もうミスをしましょう。わざとミスをするというのは大げさですがミスをしながら仕事をパパっとこなしてしまえばいいのです。
不公平な状況でミスをしないってのも精神的にツライものがありますよね。
ミスをしてください。
同僚に手伝ってもらう
仲の良い先輩、後輩に手伝ってもらうのはいかがでしょうか。
自分ひとりで抱え込まずにどんどん周りを巻き込みましょう。仕事によっては一人でやるしかないかもしれません。
そういう時は愚痴を聞いてもらうだけでもストレス発散になります。
もし仲の良い同僚がいなければ仲の良い人を作ることをお勧めします。
仕事を割り振りしている人に取り入る
仕事を割り振りしている人に取り入りましょう。つまり仲良くなることです。
飲みに行く、一緒にランチを食べに行くでも良いでしょう。とにかく仲良くなってください。
仕事を割り振りしている人も人間です。仲の良い人に優遇させたいという気持ちはあると思います。(中には非道な人もいるかもしれませんが)
仕事中に少しだけ会話をするだけでも変わってくると思います。思い切って話しかけてみて下さい。
転職を考える
上司や人事に相談したけど、上手くいかない。
仕事量や不公平さに納得出来ないという人は「転職」という手段も検討してみましょう。
やはり企業の労働環境を大きく改善することはなかなか難しいことも事実です。
現在の転職市場は非常に活性化しており、求人の量、質、そして転職をサポートする人材紹介事業の数も多くなっています。
特に転職希望者1人1人に対して、専門のキャリアアドバイザーと呼ばれる転職のプロが希望の求人を紹介、フォローをしてくれる転職エージェントは非常にお勧め出来ます。
私自身も転職エージェントを活用して転職を成功させた人間ですが、希望していた適当な仕事量の会社に現在勤めることが出来ています。
転職はなかなか簡単に決断することは出来ないかもしれませんが、納得出来る労働環境を求めるのであれば、自分で積極的に動いていくことも必要かもしれません。
実際に不公平と感じる時の私の考え
私自身も仕事量の不公平さは感じることがあります。
私はどちらかというと自分でやった方が早いと思ってしまうたちで後輩に仕事を振ることは出来る限りしません。
忙しく自分が動いてる中で暇そうにしている人を見るとイラっとすることもありました。
これを克服した方法は「周りを見ないこと」
自分は自分の出来ることをやることにしたのです。そうするとストレスは軽くなり仕事を淡々とこなすことが出来るようになりました。
あの人はやらないのに自分ばかり…。
結婚していればわかるかと思いますがパートナーにも同じような気持ちを抱いている人が多いと思います。
仕事でもプライベートでも同じです。
「自分のやるべきことをやる」
私はそれを心掛けています。出来る限りストレスを感じないようにしたいですからね。
多い仕事量を素早くこなすために優先順位をつけよう
溜まっている仕事には優先順位をつけてみて下さい。
緊急なものを最優先。重要なものを次に行う。
これだけでも仕事をしていくうえでスッキリと筋道をつけることが出来ます。やることが見えてくれば頭もスッキリしますからね。
昔から段取り八分というように仕事は段取りが全てです。
段取りをしっかりして仕事に取り組んでみてください。
仕事量の多さを逆手に取る
仕事量が多いなら逆にその仕事を完璧にこなすことで上司からの評価も上がります。
周りの先輩や後輩、同僚にも認めてもらえると思います。
同僚が多い仕事を完璧に素早くこなしていたら尊敬しませんか?
さらに周りの同僚たちを先導して引っ張て行き、仕事をこなし続けていればいずれは社長や役員にも評価されます。
いずれは出世につながりますので頑張ってみて下さい。
あまりにも仕事量が多いなら転職を視野に入れる
頑張ろう、頑張ろうとこの記事では書いてきました。
しかし、あまりにも仕事量が多く、他の人と比べて不公平を感じているならばパワハラです。
そんな会社はきっぱりと辞めるべきです。
今の時代は働き手が不足しています。2019年1月の有効求人倍率はなんと1.63(数字が大きいほど働き手不足)この数字はバブル期同様です。
良い会社であるかは別として、ぶっちゃけ転職先には全く困りません。
転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
おすすめの転職エージェントを紹介しますので参考にしてみて下さい。
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オススメの転職エージェントをいくつか紹介します。
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まとめ
今回は仕事量の多さ、不公平さについての対処法についてまとめてきました。
仕事量の公平というのは、残念なことに完全にフラットにすることは出来ません。
しかしなるべく適当な仕事量、不公平さを無くすことは労力は必要かもしれませんが、叶える手段は存在します。
自分の仕事のキャパは自分にしか分かりません。
もし無理をして働き続けても、不満はどんどん募り、自分の首を絞め続けることになります。
今回紹介した現状分析、周囲への相談、転職という点を踏まえて、あなた自身の納得できる仕事を行ってもらいたいと思います。
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