どんなに頑張って真面目に働いても、それが給料に反映されないと「やってられるか」という気持ちになりませんか?
頑張った分しっかり報われるのであれば、エネルギーを注ぐ甲斐もありますが…。
現実は全く報われず、ただ無駄に疲れてしまうだけということがほとんどです。
そんな中で必死に頑張るなんて、なんだかバカバカしいですよね。
頑張ったところで何の実りも無いのなら、いっそ仕事なんて適当にやってみるのもひとつです。
えっ!?と思うかもしれませんが、適当にやるコツを抑えて仕事をすると、世界がガラリと変わって気持ちが楽になりますよ。
仕事は真面目にやりすぎると定年まで持たない
会社に入ったばかりの頃を思い出してみてください。
大抵の人が「これから社会人として真面目に頑張るぞ」と意気込んでいたものではないでしょうか?
真面目にやれば評価される・どんどん出世できるという希望に満ち溢れているんですよね。
しかし会社勤めが続けば続くほど、真面目にやっても報われないことがわかってきます。
そしてその真面目さを保ち、無理矢理頑張り続けると、途中で何らかのガタが生じるものです。
頑張り過ぎることでストレスがたまり、イライラしたり憂鬱になったり。
また精神面だけではなく、肉体面での不調も現れやすくなります。
入社したての新人時代なら、気力・体力でカバーできる部分も大いにあるでしょう。
しかし3年、5年、10年…と年月が経つにつれ、限界だと感じる瞬間が多くなってきます。
そのため真面目にキビキビやりすぎると、定年まで持たないことが多いです。
途中で力が尽きてしまうんですよね。
何の問題も無く定年まで勤め上げることを望むなら、のんびり適当にやっていくことをおすすめします。
不真面目で適当に仕事をするべし
もちろん「真面目であること」を否定しているわけではありません。
本来であればきちんと頑張る姿勢は素晴らしいのですから。
しかし、それが正当に評価されない環境だと、ただただ自分がみじめになるだけです。
「ずっと頑張って働いてきたのに、給料がロクに上がらない…」
「全く報われないのにここまで頑張る意味ってあるのだろうか?」
「自分の仕事ぶりを真っ当に認めてくれない人間ばかりでウンザリする」
頑張って報われる会社であれば、こうした悩みが生じることはないでしょう。
それどころか「もっと頑張ろう」とヤル気がさらにわいてきますよね。
しかし報われない会社だと、常に上記のようなモヤモヤを抱えることになります。
それらのモヤモヤ・悩みを払拭するためには、あえて不真面目モードに切り替えるのが一番なのです。
真面目さが評価されない会社なら、コチラも適当にやってしまうのが吉。
「不真面目にやるくらいでちょうどいい」と考え、ほどほどの力で取り組みましょう。
ただし上司の前では真面目にやってるところも見せよう
適当に仕事をこなすうえで、ひとつ注意してほしい点があります。
それは「上司の前では真面目な仕事ぶりを見せること」です。
いくらなんでも、上司の前でダラ~ッと適当に仕事をしていたら「もっとしっかりして」と怒られてしまいます。
上司の前では、ここぞとばかりに真面目な仕事ぶりを見せつけましょう。
そうすれば普段の適当さを上手くごまかすことができます。
「わざと忙しそうなフリをする」というのも、いかにも真面目に頑張ってる風でおすすめです。
また上司が言う「この業務は適当にやっていいから」は、いい加減に取り組んでOKという意味ではありません。
あくまで「ほどほどのちょうどいい塩梅で大丈夫」という意味なので、くれぐれも誤解しないよう気を付けましょう。
上司が目を光らせている場面では真面目にやりつつ、普段は適当にやり過ごす。
そんな要領のよさを身につければ、ますます仕事がやりやすくなります。
もちろん、上司がいない時でも真面目にやるのが一番理想的ですけどね。
「いる時だけ真面目にって…なんだかズルい気もする」と思う人もいるでしょう。
しかし、真面目過ぎる姿勢が自分を苦しめてしまうのも事実。
自身の気持ちが楽になる、そんな働き方を選択することも大切です。
不真面目と言っても仕事をしないわけじゃない。要領よく評価を上げつつ仕事をしよう
不真面目に適当に…と聞くと、ついマイナスな印象を抱いてしまいがちです。
しかし「不真面目=仕事をしない」ではありません。
ひとつ前の項目でも述べた通り、要領のよさを身につけることがポイントなのです。
適当にやるコツをおさえて仕事をすれば、不真面目な感覚であっても十分成果を出すことができます。
仕事を適当にやるコツとしては
・大事な部分はとことん集中
・まめに休憩を挟む
・難しい仕事は周りの力を借りる
・完璧主義を捨てて「八割できればOK」の精神を持つ
つまりどれだけ上手に手を抜ける・力を抜けるかがカギですね。
それでいて大事な部分を疎かにしなければ、要領よく評価を落とすことなく仕事ができるでしょう。
会社員なら細く長く、長く続けるほど年金UP!
細く長く、コツコツ働き続けること!
これは年金の手取りを増やすための大きなポイントです。
例えば65歳を過ぎて完全に仕事を辞めてしまうと、国民健康保険&介護保険の両方に加入することになります。
これらの保険料によって、年金の手取り額が大幅に減ってしまうのです。
しかし会社の社会保険に加入して働き続ければ、保険料の負担がグッと少なくなります。
収入が少ないとその分保険料も少なくなりますからね。
なおかつ少ないとはいえ毎月お給料が得られ、それプラス年金ももらえるわけですから、非常にお得でしょう。
細く長くですから、当然フルタイムで朝から晩まで働く必要もありません。
ただ、真面目に働きすぎてしまうタイプだと、こうした「細く長く」を実践するのは難しそうです。
年金アップのためにも、適当に力を抜いて、細~く長~くの精神でやっていきましょう。
真面目に本気でやるのはお金を稼げる時だけでOK
究極的なことを言ってしまえば、本気で仕事に取り組むのは「お金を稼げる!」という時だけでOKです。
「この仕事はいくら頑張っても稼げそうにないな」
「これ以上真面目にやっても給料アップは見込めないな」
そう確信したら、とりあえず「適当にこなす」を基本にして淡々と仕事に取り組みましょう。
自分の労働力と給料のバランスが悪ければ、不満が高まるのも当然です。
しかし「もらってる給料を考えればこんなものだろう」という程度の労働力で働けば、そこまで腹も立ちません。
会社がバランスを調節してくれない(給料を上げてくれない)のであれば、こちらが調節するしかありません。
お金が稼げない状況で真面目にやっても、エネルギーを無駄に消耗するだけです。
また繁忙期や残業など、忙しい分普段より稼げる時に頑張るのもアリでしょう。
忙しくても頑張って稼ぐって人の声を紹介しましょう。
よし、これから繁忙期だし稼げるからがっぽがっぽ頑張るぞ〜〜
— 太郎花子 (@tarohana_2525) July 26, 2019
わーい!残業で稼げる!!あと1時間頑張るゾォ!!!
— ふくすけ (@M_AGaa) May 16, 2019
仕事終了。仕事山積みで、来週は早出残業確定。残業代稼げると思って頑張る!
— すがちゃん (@Bacio0831) January 5, 2013
ツイッター上でも、大変だけど稼ぎ時だから頑張る!という声が多く見受けられます。
稼げない時は適当に、稼げる時は全力を出す!
状況に応じて上手く働き方を変えることが、無駄なストレスを溜めない秘訣かもしれませんね。
まとめ
真面目に仕事を頑張る人が報われないのは悲しいことです。
本来なら真面目な人こそきちんと報われるべきですからね。
しかし現実的には、真面目な人ほど損することがほとんどです。
「少なくともこの会社・この環境で自分の頑張りが意味を成すことはないな…」
そう悟ったら、仕事なんて適当でいいという軽い感覚で取り組んでみましょう。
あなたの真面目なエネルギーを、報われない場所で発揮するのはもったいないです。
「仕事なんて適当でいい」という意識を持ち、八割程度の力でのんびり頑張ってみてください。