「仕事を辞めたら人生楽しいんだろうなあ…」と思うことはありませんか?
今の仕事に満足していれば、こうした考えはあまり浮かばないでしょう。
しかし「つまらない」「やりがいが無い」など、現状の仕事に対し不満を抱いていると、どうしても辞めたら楽しいだろうなという発想が湧いてきてしまうものです。
仕事を辞めてフリーターになり、毎日気ままにプラプラできたら、こんなに気楽で面白いことはないでしょう。
では実際のところ、仕事を辞めて気ままなフリーター生活を送るのはアリなのでしょうか?
「仕事辞めたら人生楽しすぎ!」と思える、そんな日々に興味がある人は必見です。
仕事辞めたら人生楽しすぎ!と感じる人は多い
当たり前ですが、多くの人が会社に行って仕事をしています。
しかしあくまで「多くの人」であり、「全ての人」というわけではありません。
中には仕事を辞めて人生をエンジョイしている人も存在します。
実際にツイッターで調べてみました。
仕事辞めたらすごーく楽になった。楽しいことして好きなところ行って。
そんな毎日を罪悪感を感じずに過ごせるようになったのが何よりの成長!
— マミムメモ再び先生始めました (@mamimmeriko) December 10, 2019
仕事辞めたら人生楽しすぎてだな
— ぱんどぅー@あつ森 (@1110Eo) July 21, 2019
仕事辞めたけど、今の方が充実してる気がする
— 夕月夜紅葉@お漬け者 (@Yutukiyo_Kureha) April 8, 2012
仕事辞めたら楽しいことたくさん増えた!やっぱり無職がなんばーわん!
— e2luck(えつらく) (@e2luck) May 9, 2019
このように、ネット上にも「仕事辞めたら人生楽しすぎ!」という人の声が数多く溢れています。
退職して人生をめいっぱい謳歌するケースは、世の中全体で見ると意外に多いのです。
そのため「仕事辞めて楽しい人生を送りたいだなんて、ダメ人間の考えることかな?」と思う必要はありません。
ましてや今の仕事に不満を抱いているなら尚更でしょう。
誰しも一度は思うことと言っても過言ではありませんし、先述の通り、実際に辞めて楽しい生活を送っている人もたくさんいるのです。
仕事を辞めると人生が楽しくなる理由
さて、仕事を辞めるとどれだけ人生が楽しくなるのでしょうか?
ここでは、仕事を辞めると人生が楽しくなる理由についてまとめてみます。
時間がたっぷりある
毎日忙しく仕事をしていると、正直自分の時間なんてほぼ無いに等しいですよね。
もちろん土日など定期的な休日はありますが、週2日の休みなんて実際はあっという間です。
「平日の疲れを取るため多めに寝よう」とノンビリ過ごしていたら、いつの間にか日曜日の夕方…なんてケースもザラでしょう。
時間がたくさんあれば、日々の疲れを癒しつつ好きなことにも取り組めます。
しかし現実は休むことだけで精一杯ですよね。
そのため「社会人になってから趣味がなくなった」という人も少なくありません。
しかし仕事を辞めれば、自由な時間がたくさん作れます。
ゆっくり休むことも、趣味に没頭することも、新たなことにチャレンジすることも、思うがままです。
自分だけの自由時間がたっぷりあるかどうかは、人生を楽しく過ごすうえで重要なポイントと言えるでしょう。
煩わしい人間関係から解放される
会社や仕事にまつわる悩みとしてありがちなのが「人間関係」です。
当然ながら、会社にはいろいろな人がいますからね。
合わない人や苦手な人が出てくるのはもはや避けられないと言えます。
むしろ仕事より人間関係の方が苦痛…と考える人も多いのではないでしょうか?
そんな煩わしい職場の人間関係も、仕事を辞めればもう気にしないで済みます。
嫌いな上司、苦手な同僚、癇に障る部下と顔を合わせない生活はとても快適です。
「もうあの人と会わなくて済むんだ」と思うと、それだけで気持ちが明るくなり、人生楽しくなるでしょう。
単調な毎日にさよならできる
毎日同じ会社に行って、決まった時間に決まった仕事をこなす日々…。
こうした単調な毎日が続くと、次第に飽き飽きしてくるものです。
もちろん、変化のない日常を好む場合、それほど憂鬱ではないかもしれません。
ただ大半の人は、毎日同じことの繰り返しだとつまらなさを感じてきます。
ふとした瞬間に「自分は会社にこき使われるロボットなのだろうか…」と、虚しさを覚えることもあるでしょう。
仕事を辞めれば、そんな変わり映えのない日々にさよならすることができます。
自分でスケジュールを立て、自分のしたいことをして、どんどん世界を広げていけるのです。
身体も心もスッキリして楽になれる
仕事に追われてばかりいると、ストレスや疲労が溜まっていきます。
頭痛・腹痛・吐き気、さらには不眠など、明らかな異常をきたすこともあるでしょう。
こんなストレスや疲労まみれの毎日では、人生を楽しく過ごすことなど到底不可能ですよね。
仕事を辞めることで、こうした肉体的な疲労や精神的ストレスがグッと減ります。
身体も心もスッキリ良好!一気に気持ちが楽になるのです。
心身ともに健康状態が良いと、物事に対するヤル気も上がりますし、考え方も前向きになります。
結果として、人生がどんどん楽しくなっていくわけですね。
心に余裕が生まれる
仕事でストレスが溜まると、気持ちが荒みついつい余裕がなくなってしまうこともあるでしょう。
心のゆとりがない毎日では、楽しさも喜びも面白さも感じられません。
またストレスで殺気立っていると、周囲の人も不快感を抱いてしまいます。
自分はもちろん、周りにいる人の気持ちもどんよりするわけです。
しかし仕事を辞めてストレスがなくなれば、心に余裕が生まれます。
忙しい毎日や強いストレスのせいで忘れかけていた、人に対しての優しさ・思いやり。
自分を追い詰めてばかりいたために失いかけていた、楽しい・嬉しいというプラスの感情。
仕事を辞めて心に余裕ができると、そんな人間として大切なものを見つめ直すことができます。
本来の自分らしさ・人間らしさを取り戻すことで、人生が楽しく輝かしいものになるのです。
仕事を辞めたらプラプラ過ごしてOK
「仕事を辞めたら人生終わり」「もう次はない」と考える人は多いです。
特に正社員で働いている場合、安定した収入源がパッタリと途絶えてしまうのはとても不安でしょう。
しかし仕事を辞めることで人生が楽しくなると、不安感よりも充実感の方が勝ります。
働いている時には到底できなかったことが実現可能なのですから、こんなに嬉しいことはありません。
また食事が美味しくなったり、些細なことで笑えたり、日常的な部分においても前向きになれます。
人生には、失敗や挫折がつきものです。
むしろ何のハードルもなく順風満帆という人の方が少ないでしょう。
長い人生の中、1度や2度レールから外れたって気に病む必要はありません。
自分の気持ち次第・やり方次第で何度でも立ち直ることができるのですから、「辞めたら終わり」「もう次はない」などと後ろ向きに考えなくてOKです。
そのため思い切って仕事を辞めた後は、しばらくプラプラしてみてください。
むしろ「仕事を辞めた今だからこそできる」として、思う存分プラプラしましょう。(笑)
とはいえもちろん、いつまでもプラプラしていると生活が成り立たなくなるので、ひとまず就職活動しつつのんびりプラプラ過ごすのがおすすめです。
時間はたっぷりあるのですから、自分という人間を見つめ直し、果たしてどんな仕事に向いているのか?改めてじっくり分析してみるのも良いですね。
仕事を辞める時にやるべきこと
「思い切って仕事を辞めて人生楽しく過ごしてみよう!」
そう決意したら、まずはやるべきことを済ませてから仕事を辞めましょう。
そこでここでは、仕事を辞める際にやるべきことをまとめてみます。
業務の引き継ぎ
仕事を辞める時は、スムーズに辞められるよう業務の引き継ぎをしておくことが大切です。
できれば3ヶ月前、それが無理なら1ヶ月前には退職希望の旨を上司に伝えましょう。
そして退職日が決定したら、引き継ぎ資料を作成し、後任者にバトンタッチ!
もちろん取引先へのあいさつ回りもお忘れなく。
業務の引き継ぎは義務ではありませんが、実際はマナーとしてしっかり行う人がほとんどです。
引き継ぎを行わないと、周りの社員に迷惑を掛けることはもちろん、会社に大きな損失を与えてしまう可能性もありますからね。
義務ではないからやらなくていい、と軽く考えるのはNGです。
しっかり引き継ぎをして、トラブルなくスムーズに退職しましょう。
健康保険の手続き
仕事を辞めると、退職の翌日から健康保険の利用が不可となります。
そのため退職時は、以下のいずれかへの加入手続きを行いましょう。
任意継続健康保険への加入
仕事を辞めても、任意継続手続きを行えばそのまま保険を継続することが可能です。
ただし任意継続をする場合は、下記の条件を満たさなければなりません。
・資格喪失日までに健康保険の被保険者期間が継続して2ヵ月以上あること。
・資格喪失日(退職日の翌日等)から20日(20日目が土日・祝日の場合は翌営業日)以内に「 任意継続被保険者資格取得申出書 」を提出すること。
継続したい人は、上記の条件を満たしているか確認し、自分の住む地域を管轄する協会けんぽ支部に申込書類(任意継続被保険者資格取得申出書)を提出しましょう。
国民健康保険への加入
国民健康保険への切り替えを希望する場合は、退職日翌日から2週間以内に市役所へ行って手続きしましょう。
手続き時は、基本的に以下のものが必要とされています。
・本人確認書類
・マイナンバー
・印鑑
・健康保険資格喪失証明書
・離職票
・退職証明書
ただ市役所により若干異なるので、実際のところ何が必要なのか、あらかじめ問い合わせて確認することをオススメします。
家族の保険へ加入
「会社を辞めたらしばらくゆっくり過ごそう」と考えている人だと、再就職はまだまだ先になるでしょう。
その場合、家族の扶養に入る(家族の保険へ加入)することもひとつです。
加入の条件を簡単にまとめると…
・家族と同居している
・被保険者が生計を立てていて、自分の方が年収が低い
保険加入者が、勤め先の会社に「健康保険被扶養者(異動)届」を出すことで手続きができます。
ただ申込期限は退職日から5日以内なので、スムーズに手続きできるよう早めに準備してくださいね。
雇用保険の手続き
就職先がまだ決まっていない場合は、雇用保険の申請手続きを行うことをオススメします。
・就職する意思や能力がある
・求職活動に取り組んでいる
・退職前2年間の間に被保険者期間が12ヶ月以上ある
上記の受給資格に当てはまるかを確認したら、下記のものを持って自分の居住地を管轄するハローワークへ行きましょう。
・雇用保険被保険者証
・離職票
・身分証明書
・通帳またはキャッシュカード
・証明写真2枚(縦3cm×横2.5cm)
・印鑑
手続きを行い、受給資格の確認・決定がされると、7日間の待機期間を経て給付金が支給されます。
ただ会社都合ではなく自己都合による退職だと、7日間の待機期間の後、さらに3ヶ月の給付制限があるので要注意です。
また給付制限中にバイトなどをすると、受給額が減額される恐れもあるので、気になる人は事前にハローワークに確認することをオススメします。
自分の地域のハローワークを検索→ハローワークのサイトへ行く
年金の手続き
会社を辞めたら、厚生年金から国民年金への切り替え手続きを行いましょう。
基本的には、年金手帳持参のうえで居住地を管轄する市役所へ行けばOKです。
ただ離職票や本人確認書類等が必要な場合もあるため、事前に役所へ確認しておいた方がいいでしょう。
また申請期限は、退職日の翌日から14日以内となっています。
会社を辞めた日の翌日から即別の会社で働き始めるなら変更不要ですが、まだ決まっていない場合はしっかり手続きしておきましょう。
ある程度プラプラしたら本腰を入れて転職活動をしよう
仕事を辞めて気ままにプラプラ、のんびりフリーター生活を満喫するのはアリです。
つまらない仕事に追われて辛い日々を過ごした分、辞めたらゆっくり休んで存分に楽しんじゃってください。
とはいえ実際、いつまでもプラプラし続けるわけにはいきませんよね。
ある程度プラプラして充電完了したら、転職活動に本腰を入れていきましょう。
フリーターとして過ごしてきた人が転職活動を成功させるためには、転職エージェントを活用するのが一番です。
「ハローワークで探した方が確実では?」と思う人もいるでしょう。
しかしハローワークは無料で求人情報を出すことができるため、どうしてもブラック企業が集まりやすくなります。
また会社に関する情報や写真なども充実しているとは言い難いので、実際のところ優良企業を探し出すのは至難の業なのです。
しかし転職エージェントに求人を出す場合、ハローワークと違い掲載料が発生します。
つまり「コストを掛けてでも良い人材を探したい!」という、真っ当な会社でないと利用は難しいのです。
さらに会社についての情報も写真付きで豊富に紹介されているので、どんな企業なのかが明確にわかります。
いわば費用も情報の透明性も必須なので、ブラック企業が嫌がる要素満載なんですよね(笑)
必然的にホワイト企業ばかりになるので、「転職活動なんてうまくいくかな…」と不安を抱えるフリーターにもとてもオススメです!
転職エージェントの中でも、フリーターに特におすすめなのがウズキャリと就職SHOPです。
ウズキャリはフリーターやニート向けの求人がとても充実しているため、フリーターの就職成功率が抜群に高いと言えます。
また就職SHOPは書類選考なしで面接を受けることが可能なので、多くの人がチャンスを掴みやすいです。
フリーター向けの転職エージェントを選び、本気で取り組めば、プラプラ過ごした後もスムーズに転職ができるでしょう。
まとめ
仕事がつまらない、毎日しんどい…。
そんな人生を送ることが当たり前になると、「楽しい時間を過ごすことなど夢のまた夢だ」と絶望的になってしまうでしょう。
しかし良質な転職エージェントを活用すれば、仕事を辞めてちょっとくらいプラプラしてもまた再起することは可能です。
もちろん転職エージェントに頼りっきりもいけませんが、ヤル気や熱意を絶やさなければいくらでもチャンスはあるでしょう。
頑張ることに疲れたら、退職時にやるべきことをしっかりこなしたうえで、少し休憩してみるのもいいかもしれません。
そして「仕事辞めたら人生楽しすぎ!」と明るい気持ちで毎日を過ごし、前向きに頑張っていきたいですね。