仕事が嫌い・嫌すぎるという人はたくさんいます。
恐らくこの記事を読むあなたもそのうちのひとりでしょう。
嫌々続けるのはストレスになりますが、辞めたら辞めたで収入が途絶え、生活に支障が出てしまうのも事実。
そのため「仕事なんてもう辞めたい!けど辞めたくても辞められない…」というのが現状ですよね。
では、今の仕事が嫌でたまらない場合どう対処すればいいのでしょうか?
仕事が嫌になる原因
嫌な仕事への対処法を探る前に、まずはなぜ仕事が嫌になるのか?その原因について考えてみましょう。
仕事が自分に合ってない・好きではない
仕事内容が自分に合っていないと、働くのが嫌になってきます。
時々ならまだしも、毎日自分に合わない作業をこなすのは苦痛でしょう。
「やっていくうちに段々好きになってきた」なら良いですが、いつまで経っても好きになれない・合わないと感じるのは問題です。
自分に向いていない仕事を選んでしまうと地獄ですよね。
仕事というより会社が嫌い
やはり気持ち良く働くためには環境も大切です。
いくらやりがいのある面白い仕事でも、会社に不満があるとモチベーションが上がりません。
「会社の方針・体勢がおかしい」「社風が異常」など、職場に何かしらの欠落があると働きにくさを感じてしまうでしょう。
人間関係に疲れた
「苦手な人とはあまり関わりを持ちたくない」というのが本音ですよね。
しかし仕事となるとそうもいきません。
たとえどんなに嫌いであっても、同じ会社で働いている以上避けることは不可能です。
仕事に関する話や連絡・報告など、接しなくてはいけない場面が必ず出てきます。
また付き合いで飲みに行くとなれば、会社外でも職場の嫌な人と過ごすことになります。
相性の悪い人・人格に難のある人が職場にいると、本当に疲れますね。
ミスばかりしてしまう
「仕事をなかなか覚えられない…」
「精一杯頑張っているけど失敗ばかり…」
など、業務を上手くこなせずミスを連発してしまうことも、仕事が嫌になる原因です。
またミスが多いと「なんでこんなに仕事ができないんだ」と感じ、自分で自分を責めてしまいます。
仕事だけではなく自分のことも嫌いになってしまうわけですね。
頑張っても評価されない
頑張った分しっかり評価されれば、人間はより一層ヤル気が出てくるものです。
しかし逆に、頑張っても全く評価されないままだとどうでしょうか?
「こんなに会社に貢献してるのになぜ?」と疑問に感じますよね。
その結果、働く意欲がどんどん失せ、仕事にも嫌気がさしてしまうのです。
「頑張っても評価されない、つまり頑張るだけ無駄」と気付けば、ヤル気が無くなるのも無理ありません。
プライベートが奪われる
仕事が人生の生きがいだ!という人ももちろんいるでしょう。
しかし大抵の人は、仕事以外の楽しみを見つけてストレス発散しているものです。
例えば家族との時間を大切にしたり、自分の趣味に没頭したり、人それぞれ自分ならではの楽しみがあるでしょう。
しかし長時間労働を強いられると、そんな自分の楽しみが全て削られてしまいます。
プライベートが丸ごと奪われる、と言っても過言ではないでしょう。
私生活がつまらないと、仕事への張り合いもなくなってきます。
結果として「こんな仕事ウンザリだ」と、仕事が嫌になってしまうのです。
仕事が嫌すぎる時の対処方法
「仕事が嫌すぎる…毎朝憂鬱…」
「明日のことを考えるだけで夜眠れなくなる…」
そんなモヤモヤ気分を少しでも和らげるために、ここでは仕事が嫌になった時の対処法を7つご紹介します。
趣味や楽しいことに打ち込む
楽しいことに向き合っている間は、嫌な仕事も辛い人間関係も何もかも忘れられます。
そのため仕事が嫌になった時は、とことん趣味に没頭しましょう。
「本を読んでいる間は嫌なことを考えないで済む」
「身体を動かすと頭も身体もスッキリする」
そんな楽しい時間を設けると、気持ちが晴れやかになりますよ。
誰かに相談してみる
「誰かに相談するからには、その問題が解決しないと意味がない」
そう思う人もいるでしょうが、たとえ問題が解決しなくても、話を聞いてもらうだけで気分が楽になることはあります。
家族や友人といった身近な人はもちろん、職場内に信頼できる人がいるならその人に打ち明けてみてもいいでしょう。
もし相談相手が見つからないなら、無料の相談窓口に話してみるのもおすすめです。
言葉にして誰かに伝えることで、自然と問題が整理され、解決の糸口が見えてくるケースもあります。
仕事が嫌でたまらない時は、ひとりで溜め込まず誰かに相談してみることもひとつです。
なんとか割り切ってみる
仕事が嫌で仕方ない時は、少し意識を変えてみるのもいいかもしれません。
深く考えることをやめて、「お金をもらうためだ」と、淡々と割り切って仕事を進めていくのです。
「そんな簡単に割り切ることができたら苦労しないよ…」と思うでしょう。
しかし考えれば考えるほどドツボにはまりますし、考えたところで何かが劇的に変化するわけでもありません。
むしろどんどん疲労感・ストレスが増していくばかりでしょう。
ならばもう余計なことは一切考えず、割り切って取り組んだ方が楽です。
アフター5を楽しむ
嫌な仕事を乗り切るためには、有意義なアフター5を過ごすことも効果的です。
「仕事が終わったらパーッと飲むかな」
「早めに帰って湯船につかってゴロゴロするか」
など、アフター5の楽しみ方は人それぞれ。
1日の終わりを充実させると、それまでの疲れやイライラもどこかへ飛んでいきます。
業務終了時間が迫ってきたら、「この後どんな風に過ごそうか?」と、ワクワク気分で予定を立てましょう。
異動を申し出る
「今の職場を止めて転職活動をするのは勇気がいる」
「会社自体は嫌ではないけど、業務内容や人間関係が嫌だ」
そんな人は、部署移動を申し出てみるのもおすすめです。
部署が変われば仕事内容も人間関係もガラッと変化するでしょう。
「職場が同じでも部署が違うだけでこんなに変わるんだ!」と、再度モチベーションがアップするかもしれません。
会社によっては異動申し出を受け入れてくれない場合もありますが…。
こればかりはやってみないとわかりませんからね。
すんなり受け入れられる可能性ももちろんあるため、試してみる価値はあります。
1日~2日ほど休む
どうしても仕事が嫌だ!会社に行きたくない!という時は、無理せずしばらく休んでみましょう。
心身ともにゆっくり休むことで、再び気力・体力が復活するかもしれません。
また無理矢理取り組もうとするとかえって効率が落ちるので、ヤル気が無い状態で出社するのは無駄とも言えます。
責任感のある人や真面目な人だと、「自分が休んだら業務に支障が…」と思うかもしれません。
しかし普通の会社であれば、誰かが休んでも別の誰かがうまくフォローしてくれるものです。
1人の人間が1~2日休んだ程度でメチャクチャになるなんて、そもそもおかしな話と言えます。
そんな職場に対して責任を感じる必要はありません。
まずは自身の精神・肉体を休ませることを優先させましょう。
いっそ転職する
何をやっても今の仕事に対する苦痛が拭えないのなら、あとは最後の切り札「転職」しかありません。
転職というと大ごとなイメージですが、今は転職エージェントを活用してスムーズに転職活動を進める人が増えています。
無駄に我慢しすぎると、「心と体の健康」という最も大切なものを失ってしまう恐れがあります。
これ以上は無理だと感じたら、思い切って転職して新たな居場所を見つけましょう。
仕事が嫌だと思っているのはあなただけではない!
多くの人は「仕事が嫌すぎる」という気持ちを抱えながら働いています。
すなわち仕事がしんどい・疲れたと感じているのはあなただけではないのです。
その証拠に、ネット上には仕事が嫌でたまらないという旨の口コミ(書き込み)が多く溢れています。
なんで休みって一瞬で消えていくんだろう
そして仕事の日はどうして時間が長く感じるのだろう
嫌だ…仕事行きたくない…嫌だ…嫌だ…嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ— へろりちゃん😇💸 (@OKANEDAISYUKI) March 18, 2020
明日も仕事なの嫌すぎるな
— らっこ丸 (@vrakkomaru) March 18, 2020
https://twitter.com/OKANEDAISYUKI/status/1240346826642821120
いやだ、めんどうくさい、職場環境が嫌だ、仕事に行きたくない
— けん (@ura8008) March 16, 2020
巨大掲示板2ちゃんねるにも、人気SNSツイッターにも、「仕事が嫌だ」という声が多数寄せられているのです。
もちろん今回ご紹介した口コミはごく一部であり、実際はさらにたくさんの嘆きが投稿されています。
やはり皆さん、仕事が辛くてしんどくてたまらないようですね…。
辞めてもいい会社の判断基準
仕事が嫌すぎる場合は、最終手段として退職・転職を検討することもひとつです。
とはいえ、本当に今の職場を辞めてもいいものなのか?迷いますよね。
そこで気になるのが、辞めてもいい会社の判断基準です。
自分らしさが失われる
過剰なストレスは、精神面に強い悪影響を及ぼします。
そして心が不安定になれば、自身の良さ・持ち味も発揮しにくくなるでしょう。
自分が自分じゃなくなる、という感覚は恐ろしものです。
「今の会社に居続けたら、自分らしさが失われる…」
そう感じたら、今の職場を飛び出して新しい場所を探しましょう。
今の仕事を続けて得られるものがない
今の仕事を続けることでこの先大きなメリットが得られるのであれば、辞めるのはもったいないかもしれません。
また「自分にとってのメリットや価値がいずれ手に入る」と思えば、多少辛くてもそれを励みに踏ん張ることができるでしょう。
しかし、今の仕事を続けたところで得られるものが特に無いのならば別です。
長い目で見て何の価値もない、そんな仕事にいつまでも固執する必要はありません。
今の会社で働くことが自分にとって有益なのかどうか?
じっくり考えてみましょう。
自分の力だけではどうにもならない
自分のできる範囲で仕事の仕方を変えてみたり、上司や社長に提言してみたり…。
思い切って行動を起こすことで、何かが変わる可能性もあります。
そのため自分の中で疑問を感じたら、できる限りアクションを起こしてみることも大切です。
とはいえ、その行動が必ずしも実を結ぶとは限りません。
「やっぱり自分ひとりの力だけではどうにもならないな…」
そんな残念な結果に終わることもあります。
やるだけやって、それでも何の変化・改善も見込めないと感じたら、これ以上は無理だと見切りをつけて離れましょう。
ストレスだらけの現代!ストレス解消法を紹介!
「会社が嫌すぎる」「仕事を辞めたい」「もう疲れた」
そんなストレスだらけの現代社会を乗り切るために!
ここではおすすめのストレス解消法をご紹介します。
目を閉じて「無」になる
ストレスが溜まってイライラした時は、落ち着いて目を閉じてみましょう。
そして目を閉じたまま、何も考えずじっとするのです。
要は「無」になるわけですね。
何も考えずに無の状態を保つのは難しいかもしれません。
しかし続けていくと段々慣れてできるようになってくるので、焦らずのんびり実践しましょう。
五感を刺激する
「視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚」の五感を刺激することも、良いストレス解消法のひとつです。
・綺麗な景色を眺める
・好きな音楽を聞く
・良い香りの入浴剤を入れる
・マッサージをしてもらう
・大好物を食べる
などなど、五感を心地良く刺激する術は様々。
五感が満たされると、ストレスが和らいで豊かな気持ちになれますよ。
身体を動かす
ストレスに悩まされ、悶々とした日々が続いている…。
そんな時は外に出て、思いっきり身体を動かしてみましょう。
ジョギングやウォーキングなど、運動して汗を流すと、身体だけではなく心も軽やかになります。
またスポーツジムに通って、筋トレマシンやスタジオプログラムにトライしてみるのもおすすめです。
日光を浴びる
日光を浴びると、精神安定の作用がある脳内物質「セロトニン」が分泌されます。
そのためストレスが溜まっているなと感じたら、ぜひ明るい太陽の下で日光浴をしてみましょう。
暖かいポカポカした光に包まれると、それだけで気持ちが癒されますよ。
誰かと話してみる
家族や友達と楽しくお喋りすることも、ストレス解消に繋がります。
たとえ職場で嫌なことがあっても、親しい人と楽しく気兼ねなくお喋りすれば気分がパッと明るくなります。
楽しい会話で盛り上がって、モヤモヤ気分を吹き飛ばしましょう。
一人の時間を楽しむ
一人で散歩をしたり、読書をしたり、ゴロゴロしたり…。
一人の時間をゆっくり楽しむことも、ストレス解消にうってつけです。
もちろん人と会うのも良い刺激になるでしょう。
しかし誰にも遠慮せず自分だけの世界に入り込むこと、これは非常に安らぎます。
また人付き合いを好まない人が無理して人と会っても、それこそストレスになりますからね。
「もともと一人が好き」という人は、一人の時間を目一杯楽しむことをおすすめします。
思いっきり泣く・笑う!
強いストレスが続くと、感情がなくなる・乏しくなるという状態になりがちです。
また「泣いたらいけない」「笑っている場合じゃない」など、自身の素直な気持ちを押し殺してしまうこともあるでしょう。
人間には喜怒哀楽があるのですから、それらをきちんと解放してあげないとますますストレスに呑み込まれます。
泣ける映画を観たり、面白い本やくだらないお喋りで大笑いしたり。
思いっきり泣く・笑う!これもまたストレスを和らげる大切な要素です。
まとめ
仕事が嫌で嫌でたまらないと、もうどうすればいいかわからなくなってしまうかもしれません。
しかしそんな時こそ、落ち着いて冷静に対処することが大切です。
まずは少しでも状況が改善されるよう、出来る限りの行動を起こしてみてください。
それでもダメなら、最後は会社を辞めるという選択肢だってアリなのです。
ストレスを上手く解消しつつ、自分に最善の道を見つけてみてくださいね。