最近、毎日つまらないと感じてはいませんか?
「会社と自宅の往復ばかりでなんの張り合いもない…」
「ただ働いて、ただ寝に帰るだけの人生…」
そんな日々を過ごしていると、なんだか義務感や惰性で生きているような感覚になるでしょう。
またこうした感覚を抱くことに年齢は関係ありません。
20代の若い人であっても、毎日つまらないという負の感情に襲われることがあるのです。
そこで今回は、毎日つまらないと感じる20代の人へ向けて、人生を楽しくするコツやポイントをご紹介します。
毎日つまらない・ヤル気が出ないのはあなただけじゃない
「大学生活をエンジョイしている」
「就職活動がスムーズに進んでいる」
など、人生を謳歌する若者も多くいるでしょう。
しかし、20代には20代なりの悩み・葛藤があるものです。
また仕事を始めることで、「ただただ働くだけの生活」に突入し、絶望感やつまらなさに打ちひしがれるケースもあります。
現実を知ることで、それまで抱いていたヤル気やモチベーションがグンと下がってしまうわけです。
そのため、20代の中にも「毎日つまらない…」として悶々と過ごす人はたくさんいます。
人生がつまらないと感じるのは、なにも経験を積んだ30代・40代以降に限ったことではないのです。
毎日つまらないと感じる原因
20代で「毎日つまらない」「人生が楽しくない」と感じてしまうのは何故なのでしょうか?
ここでは、つまらないという感情を生み出す代表的な原因を2つご紹介します。
「この生活が定年まで続く」という絶望感
20代になり仕事を始めると、嫌でも現実を思い知らされます。
毎朝満員電車に揺られ、決められた時間・場所の中で仕事をし、あとは疲れて寝に帰るだけ…。
このつまらなさに満ちた辛い現実を味わうことで、「まさか人生このままで終わり?」という、途方もない絶望感に呑み込まれます。
10代の頃に抱いていた夢や希望が一気に壊される、と言えるでしょう。
こうした「ただ働いて帰るだけ」という生活が、定年までずっと続くわけですからね。
つまらないなと感じてしまうのも当然です。
なんの代わり映えもしない毎日
ただただ仕事に追われてばかりでは、新しいことをする気もなかなか起きません。
ましてや20代となるとなおさらです。
例えばこれが30代であれば、いわゆる「中堅」となるため、多少の余裕も生まれます。
余裕が生まれれば、「そろそろ仕事以外の楽しみも探してみるか」という気持ちになれるでしょう。
もちろん仕事量の多さや職種によっても異なりますが、やはり30代以降になるとある程度の余裕が出てくるものです。
しかし20代となると、「右も左もわからない新人」「まだまだ覚えることがたくさん」という状態なため、いっぱいいっぱいになりがちです。
これではプライベートを充実させる気力などなかなかわかないでしょう。
結果として、「ただ仕事をするだけ」という、なんの代わり映えもしないつまらない毎日に陥るのです。
つまらない人生を楽しくするコツ
「どうせ人生こんなもの」と諦めるのはまだ早いです。
生き方や考え方をほんの少し変えてみるだけで、人生が楽しくなる可能性は大いに高まります。
では、つまらない人生を楽しくするためにはどうすればいいのでしょうか?
夢中になれる趣味を持つ
一番手っ取り早い方法はやはりコレですね。
ジャンルはなんでもいいので、とにかく夢中になれる・没頭できる趣味を持ってみてください。
「学生の頃と違って今はそんな余裕がない…」という20代の人もいるでしょう。
もちろん、20代は何かと戸惑いの多い大変な時期かもしれません。
しかしだからこそ、自分がひたすら楽しめる何かを見つけることが大事なのです。
頑張るのはいいことですが、ずっと頑張りっぱなしだと息が詰まりますし、「つまらない」という気持ちも強まります。
そんな毎日から抜け出すためにも、ぜひ趣味や好きなことを見つけてみましょう。
「理解者」を見つける
自分のことをわかってくれる「理解者」を見つけると、つまらない人生に光が差し込みます。
もちろん100パーセント理解してもらうことは難しいかもしれません。
逆にあなたが相手を全て理解することも難しいと言えるでしょう。
しかし、お互いに認め合い、心に寄り添える関係になれれば、それだけで大きなプラスになります。
逆に、自分と合わない人間とダラダラ付き合い続けていると、退屈な気分にますます拍車が掛かります。
学生時代のような軽いノリでうわべの関係を作るのではなく、もっと深いしっかりとした関係を築きましょう。
恋人や友人、家族など、たったひとりでいいのです。
良き理解者という存在がいるだけで、前向きな気持ちになれます。
またそういった存在がいると、「頑張ってみるか!」というファイトもわいてくるでしょう。
自分の夢・目標を明確にする
やりたいこと・夢・目標など、いま自分の中にある欲求や願望を、一度頭の中で整理してみましょう。
よりわかりやすくするために、ノートへ書き出してみるのもアリですね。
また「夢や目標」と聞くと大きな事柄を想像してしまうかもしれませんが、実際は些細なことでも構いません。
逆に「人に言ったら驚かれるかも」という、ビッグな夢もOKです。
自分の夢や目標など、やりたいことを明確にすると、途端に心が弾んでくるものです。
また目標が決まると、するべきことも定まるため、時間を無駄に消費せずに済みます。
「ただ働いて、なんとなく飲み会に参加して、なんとなくSNSをチェックして…」
このように「なんとなく」で生きていると、20代という時期が無意味に過ぎ去ってしまいます。
なんの目的も無くただ生きているだけだと、つまらないと感じてしまうのは当然です。
やりたいことを明確にして、イキイキとした楽しい時間を過ごしましょう。
他人と比べないことも大事
多くの人が、自分と周囲とを比較しがちです。
しかし20代の頃は特にその傾向が強いと言えます。
「同僚の方が評価されている」
「友達の方が明らかに仕事も私生活も充実している」
など、周りのうまくいっている人間と自分とを比べ、ますます憂鬱な気分に陥るわけです。
しかし、他人と比較してばかりの人生では、面白さや楽しさなど生まれません。
人生を楽しんでいる人は、良い意味で周りを気にしないのです。
周囲がうまくいっているだとかいっていないだとか、そんなことは関係無し!
むしろ「他人と比較するなんてバカバカしい」くらいの感覚です。
また「あの人すごいな。自分も頑張ろう」と、相手を素直に認めたうえで向上しようと努めます。
自分は自分!他人は他人!
まったく別の人間であり、考え方も生き方も違います。
他人と比べず、ひたすらに自分の人生に着目することで、気持ちが落ち着き明るくなれるでしょう。
何でもチャレンジ!何度でもやり直し!
「ただ働くだけの毎日はつまらない!」と考え、やりたいことや新しいことにチャレンジする。
これは非常にいいことですが、場合によっては失敗したり、思うように進まない時もあるでしょう。
しかし、20代ならまだまだ失敗してもへっちゃらです。
むしろ20代のうちにやらずしていつやる?といったところです。
多少しくじったとしても、20代であればまだ若気の至りとして許されます。
また、その失敗により成長するケースも多々あるものです。
20代で様々な経験をすることは、素敵な30代・40代への第一歩とも言えるでしょう。
逆に年齢を重ねてから失敗すると、いろいろな意味できついです。
また若いうちにやりたいことをやらずにいると、「やっぱりあの時…」と、後々後悔する可能性大です。
何でもチャレンジし、何度でもやり直す!
楽しさあふれる20代を過ごすためには、こうした心意気を持つことが大切です。
まとめ
20代といえば若さ全開の時期です。
その時期を「つまらないな…」という気持ちで過ごすことは非常にもったいないです。
多少ハチャメチャであってもいいんです。
仕事ばかりのつまらない人生に嫌気が差したら、20代ならではのパワーでどんどんやりたいことをやってみましょう。