ちょっと前まではニコニコ機嫌よく話していたのに、なぜか突然不機嫌モードへと突入。
そんな気分屋上司が職場にいると困りますよね。
「数分前の笑顔はどこへ?」「一体何があったんだろう?」と、わけがわからない気持ちでいっぱいになるでしょう。
またどう接すればいいものなのか?扱い方も難しくて疲れますよね。
そこで今回は、気分屋上司を不機嫌にさせない方法や、上手な付き合い方について考えてみます。
気分屋上司が不機嫌になる原因
なぜ突然不機嫌になってしまうのか?気分屋上司の心理状態は謎だらけです。
そこでここでは、気分屋上司が不機嫌になる理由をいくつかご紹介します。
気持ちにゆとりが無い
心にゆとりが無いと、「なぜここで怒る?」という場面で機嫌を損ねてしまうものです。
また他人に当たったり、無意味にわめき散らすことで、精神の安定を保とうとします。
周りからすればいい迷惑ですね。
そのため、急に機嫌が悪くなる気分屋上司は、気持ちに余裕が無い可能性大です。
弱さを隠そうとしている
気分屋上司の中には「自身の弱さを悟られたくない」というタイプも多く存在します。
周囲に対して当たり散らしたり、不機嫌な姿勢をとってみたり…。
無意味な怒りを示すことで、自分を大きく見せようとするのです。
いわば周囲を威嚇している…と言いますか。
常に虚勢を張っている状態ですね。
自分より立場が下である部下相手だとなおさらでしょう。
感情を上手くコントロールできない
気分屋上司が不機嫌になるのは、感情を上手くコントロールできないからかもしれません。
例えばプライベートで嫌なことがあったとします。
もしそれが原因でイライラしても、人前で態度に出すのはNGですよね。
ましてや職場となればなおさらアウトです。
ひとりの大人・ひとりの社会人としてあるまじき行為でしょう。
そのため気分屋上司は、幼稚で子供っぽい性格とも言えます。
性格が自己中心的
基本的に、気分屋な人間の多くは自己中心的です。
とにかく自分中心で行動しているため、周りの気持ちなんて全く考えません。
そのため平気で不機嫌になったり、場の空気を壊したりするのです。
思い通りに事が進まないと、途端にご機嫌斜めになりますしね。
他人の気持ちなどお構いなしな気分屋上司…。
考えるだけでウンザリするものです。
気分屋上司を不機嫌にさせない方法
いつ爆発するかわからない気分屋上司は、とても厄介な存在です。
しかし接し方に気を付ければ、不機嫌スイッチを押すことなく平和に過ごせるでしょう。
そこでここでは、気分屋上司を不機嫌にさせない方法をいくつか挙げてみます。
指摘はせずにそっとしておく
一瞬にして周りを不快にさせる気分屋上司。
そんな上司を見ていると、つい悪い点を指摘したくなりますよね。
しかし、気分屋上司に指摘をするのは非常に危険です。
たとえこちらの指摘が正しくても、「何を言ってるの?」と逆ギレされる可能性が高いです。
はっきり言って、気分がコロコロ変わる気分屋上司なんてマトモじゃありませんからね。
そんな上司に正攻法で指摘しても効き目などありません。
むしろ逆上して、さらに機嫌を損ねるのがオチです。
気分屋上司を不機嫌にさせないためには、そっとしておくのが一番でしょう。
言い方に気を付ける
気分屋上司は、自分の機嫌が悪いとやたらキツイ物言いをします。
そのくせ相手からちょっと強めに言われると逆ギレするのです。
平気で自分のことを棚に上げる、その精神性にも腹が立ちますよね。
しかし、気分屋上司を不機嫌にしたくなかったら、腹が立ってもグッと我慢です。
どんなに不快になってもそれを露わにせず、いつもと同じような物言いで話しましょう。
語気を強めることはせず、常にソフトな言い方を意識してください。
あえて距離を縮めてみる
大抵の気分屋上司は、自分が気分屋であることを自覚していません。
しかし中には自覚し、密かに反省している上司も存在します。
「確かに気分屋だけど、ものすごく悪い人間ではない気がする」
「気分屋という欠点を除けば信頼できる」
そんな上司に多いですね。
もし職場の気分屋上司が自覚ありタイプだと感じたら、距離を縮めてみるのもひとつでしょう。
例えば機嫌が悪い時、通常ならば逃げるが勝ちです。
が、あえてさりげなくコーヒーなどを差し入れてみてください。
「こんな時でも慕ってくれるだなんて…」と嬉しくなり、たちまち機嫌が良くなる可能性大です。
「人間性は悪くないけど気分屋な点が難点」
そんな上司が相手の場合は、あえて距離を縮める方法もアリです。
上手な付き合い方や対処法
「気分屋上司とは一切関わり合いたくない…」
正直なところ、これが本音ですよね。
しかし職場が同じである以上、接点を持たずに働くということはほぼ無理です。
なるべく上司が不機嫌にならないよう、上手く付き合うしかないと言えるでしょう。
そこでここでは、気分屋上司との上手な付き合い方や対処法について紹介します。
機嫌の良い時を狙う
気分屋上司と上手く付き合うために大切なこと。
それは話しかけるタイミングです。
機嫌の良い時を狙って話しかければ、不快になることなく会話ができます。
また不機嫌な時に話しかけてしまうと、「何それ?」「後にして」といった具合で、冷たく突き放されてしまう可能性大です。
大事な話がある時にこんな対応をされたら困りますよね。
気分屋上司と付き合う際は、機嫌が良いか悪いかを常にチェックすることが大事です。
とにかく仕事に集中する
気分屋上司がワーワー怒っていると、つい気になってしまうでしょう。
しかし、そんな上司の相手をするのは時間の無駄です。
気分屋上司の存在が鬱陶しくてたまらない時は、とにかく目の前の仕事に集中してください。
相手の感情やペースに巻き込まれるとろくなことがありません。
ひたすら自分のやるべきことに集中すれば、気分屋上司のわめきも気にならなくなります。
「またか…」と受け流し、自分のペースを貫きましょう。
右から左へ聞き流す
不機嫌な感情にまかせて、悪口や愚痴を言い連ねる。
これも多くの気分屋上司がやりがちな行動です。
当然ながら、人の悪口や愚痴を聞いたって何も面白くありません。
聞かされる側はただただ不快になるばかりでしょう。
もし気分屋上司からネガティブな話を聞かされたら、徹底的にスルーしてください。
同調もせず、否定もせず、ただ聞くだけのスタンスを保つのが一番です。
右から左に聞き流し、自分の中に留めない。
不機嫌上司と付き合う際は、これくらいスルーしてOKです。
常にひるまず堂々としよう
気分屋上司と接する際、絶対にとってはいけない態度があります。
それは「オロオロとひるむこと」です。
気分屋上司が機嫌を損ね、険悪な雰囲気になったとしても、決してビクビクしてはいけません。
そんな態度を示すと、気分屋上司は図に乗って、さらに好き勝手悪態をつきます。
また底意地の悪いタイプだともっと危険ですね。
オロオロする部下を見て楽しみたいがあまり、わざと機嫌の悪いフリをする恐れアリです。
上司が機嫌を損ねると、部下としてはついオロオロしてしまうかもしれません。
しかし不機嫌上司を増長させる可能性大ですからね。
ましてや自分に原因が無いのなら、なおさら堂々とすべきです。
気分屋上司が不機嫌になっても、常にひるまずシャキッとした姿勢でいましょう。
気分屋上司にウンザリしたら…
職場の気分屋上司のせいでストレスが溜まり、「もうこれ以上耐えられない」と感じたら、別の会社に転職することをオススメします。
「でも転職って初めてだし上手くいくかどうか…」
そんな不安も、転職エージェントを利用すれば即解消されるでしょう。
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気分屋上司にウンザリしたら、ぜひ転職エージェントで新たな活躍の場を探してみてください。
まとめ
コロコロ機嫌が変わる気分屋な上司は、もはや近くにいるだけでエネルギーを奪われますよね。
しかし不機嫌になりやすい気分屋上司も、付き合い方を考えて上手く接すれば、なんとか振り回されずに済みます。
それでももし状況が改善しない場合は、気分屋上司のいない環境を求め、転職することもひとつですよ。