ニュースや2chなどでも話題になっていた飲食業界。
事実、ブラック企業なところが多いようです。私の考えとしては飲食業界に転職するのはオススメしていません。
その理由をお話していきます。
実際に働いている人も話を聞いてきましたのでぜひ最後までお付き合いください。
飲食業界に転職、就職を考えてるって人に見てもらいたい記事です。
→未経験の業界に転職、就職を考えているなら転職のプロに相談しよう!
飲食店は人手不足
飲食業界は人手不足な状況にあります。
厚生労働省発表による有効求人倍率調査表を見てもらうとわかります。
参照 厚生労働省
飲食物調理の職業2,87倍、接客・給仕の職業3,58倍と人手が足りない状態が続いています。
有効求人倍率3倍ってことは…
企業300社「募集してます」
人材100人「仕事探してます」
こんな状態です。300の企業が人を募集しているのに100人しか希望する人がいない状況にあります。
今すぐ転職したい!どうしても飲食業界に就職したいって人にはとても良い状態だと言えます。
ただ一概に飲食業界をオススメすることは出来ません。
ブラック企業が多いは本当か(飲食店店長に聞いてみた)
飲食業界と言えばブラック企業が多い、そんなイメージがあります。
実際に某ファミリー向けレストランで働いている店長(20代)に聞いてみました。
私「労働時間はどれくらいですか」
店長「昼11時~深夜2時までです」
!?
私「給料はどれくらいですか」
店長「手取り20万円いかないくらいです」
!!
私「仕事を続けたいですか」
店長「ぶっちゃけ辞めたいです笑」
!!!
簡単に話の流れを記載してみました。
もう少し詳しく聞いていますが、ざっくり話すとこんな感じです。
ぶっちゃけブラック企業ですね。労働時間も長くて給料も安い。しかも店長ですからね。
某有名チェーン店です。
飲食業界は今でもブラック企業が多いと感じています。働き方改革と銘打った政策がとられていますが、まだまだ浸透していないイメージが強いです。
給料平均25万~30万
飲食業界の平均給与は25万~30万円ほどになります。
上述した店長は手取りで20万円ですから総支給で25万円ほどになるとおもいます。
安くはない金額だと思います。ボーナスもあるそうなので年収350~400万円ほどになっているはずです。
ただ、労働時間が長い。人間関係は店舗によって異なると思いますが店長のお店自体は仲良くやっているそう。人間関係が悪いところは悪いですからね。
それを考えると良くないと考えられます。
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飲食業界は辞めたほうが良い理由
今までの話を踏まえたうえで私は「飲食業界は辞めたほうが良い」という結論に達しました。
厚生労働省発表の資料だと離職率が高いです。
3年目以降はもっと増えていると予想されます。
離職率が多い、さらに求人数が多い、この2つが合わさっていると職場環境が悪い企業が多いと考えられます。
もちろん悪い側面ばかりではありません。食事を提供してお客様が美味しい、ご馳走様でしたと言ってくれる喜びもあると飲食業界に働いている人から聞いています。
その反面で不況のあおりで経営が厳しく人を補充できない、賃金を上げられないという状況にあります。今は薄利多売の時代ですからね。安くて美味いが常識なんです。
飲食店を経営している人も話を聞きましたが、売り上げが厳しくてという話も聞きました。
飲食店に転職しようとしているなら今は時期が早いかもしれません。
自分に合った転職先を探す方法
じゃあどんな業界に転職すればいいの?って話になります。
自分のやりたい職業があれば良いのですがなかなか見つかりませんよね。
そんな時は転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。
リクルートエージェントや就職SHOPなどエージェントはヒアリングして自分に合った企業を探してくれます。
さらに履歴書や面接対策も行ってくれます。全て利用しても無料です。
今、転職者の半数以上が利用しているサービスですので検討してみて下さいね。
最後に
私としては飲食店に転職することはオススメしていません。
離職率20%、求人倍率3倍、この数字の意味するところはブラック企業が多いということ。
私の友人は個人店のパン屋で1日18時間労働したことがあると話を聞いています。
帰ったら寝る時間もなく、出勤ということになっていたそうです。
そんな話を聞いてしまうとなかなかオススメできる職種ではないと考えています。