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親の扶養から外れるメリット、デメリット/フリーター、学生はどうすればいいのか?

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フリーターやバイト、あるいは学生さんなどの場合、まだ親の扶養に入っているという人も多いでしょう。

そこで気になるのが、親の扶養から外れるメリット・デメリットについてです。

また扶養から外れる場合、どんな条件を満たす必要があるのかも気になるところですね。

 

そこで今回は、親の扶養から外れるメリット・デメリット、さらに条件や手続きなどについてもご紹介します!

 

 

親の扶養から外れる条件

親の扶養範囲内で働く人の中には、「扶養から外れたい」と考える人もいるでしょう。

では、どうすれば親の扶養から外れることができるのでしょうか?

 

まずは国税庁の公式サイトを見てみましょう。

扶養控除に関するページを開くと、扶養家族の条件が記載されています。

 

(1) 配偶者以外の親族(6親等内の血族及び3親等内の姻族をいいます。)又は都道府県知事から養育を委託された児童(いわゆる里子)や市町村長から養護を委託された老人であること。

 

(2) 納税者と生計を一にしていること。

 

(3) 年間の合計所得金額が38万円以下であること。

(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)

 

(4) 青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと。

参考:国税庁(扶養控除)

 

ただ同居しているから扶養親族になれる…というわけではなく、これらの条件を満たす必要があるわけですね。

 

そして条件を見てもわかる通り、扶養家族に入るためには合計所得金額が38万円以下でなければなりません。

給与収入103万円-給与所得控除65万円=38万円となるわけです。

 

そのため収入が103万円を超えた場合、親の扶養から外れることになります。

世間でもよく言われている「103万円の壁」がまさにこれですね。

すなわち親の扶養から外れるためには、年収103万円以上を稼ぐ必要があります。

 

 

扶養から外れるメリット

 

扶養から外れると、まず単純に収入が増えます。

扶養範囲内だと「103万円を超えないように…」と制限しなくてはならないため、どう頑張っても年収を増やすことはできません。

しかし扶養から外れれば、年収の上限などを気にせず働くことが可能です。

結果として扶養に入っている時よりも収入がアップします!

 

たくさん働けてたくさん稼げる、これは大きなメリットでしょう。

 

また健康保険や厚生年金などに自身で加入するため、年金受給額が上がります。

将来的なことを見据えた際にもメリットがあると言えますね。

 

 

扶養から外れることで生じるデメリット

 

扶養から外れることで、所得税や住民税が増えるため、親に負担がかかります。

せっかく自分が頑張って稼いでも、親の収める税金が上がってしまったら、結局損することになるでしょう。

 

また当然ながら、保険料など自分自身で支払うお金も出てきます。

自己負担するお金が今まで以上に増えてしまうわけですね。

そのため「働いたわりには手取りが少ない…」なんてことになりがちです。

 

このことから、「中途半端な額しか稼げない場合はかえって損」とも言われています。

働き損にならないためには、年間160~170万円以上を目安に稼ぐといいでしょう。

 

 

「親がいなくなったら…」も考えよう

親の扶養に入ることで、税金や健康保険を支払わなくて済みます。

しかし、もし親が亡くなってしまったらどうでしょうか?

 

扶養者である親がいなくなれば、当然ながらもう恩恵は受けられません。

いつになるかはわからなくとも、いずれその時はやってきます。

 

極端なことを言えば、明日突然親が事故に遭う可能性だってあるわけです。

大抵の人は「まさか…」と思うかもしれませんが、人生は何が起きるかわかりません。

万が一の事態に陥った時、困ってしまうのは自分なのです。

 

しっかり稼いで扶養から外れ、親がいなくても問題ない状態を早めに作っておくことが大切かもしれません。

 

 

親の扶養を外れるための手続き方法

 

親の扶養から外れる場合、きちんとした手続きを行わなければなりません。

ここではその手続き方法についてまとめてみます。

 

被扶養者の異動届を提出

 

まずは親の会社に、被扶養者の異動届を提出しましょう。

 

とはいっても、自ら直接親の会社に行く必要はありません。

親に頼んで代わりに書類を渡してもらえばOKです。

 

また会社によっては、会社側で書類を用意することもあります。

そのため事前に確認をとっておくといいでしょう。

 

健康保険資格喪失証明書を発行

 

被扶養者の異動届提出が完了すると、会社が「健康保険資格喪失証明書」を発行してくれます。

郵送あるいは手渡しのどちらかで受け取ることになりますね。

すぐに受け取れることもあれば、ちょっと時間がかかるケースもあるようです。

もしあまりにも時間がかかる場合は、状況確認のためにちょくちょく連絡しておくことをオススメします。

 

また健康保険資格喪失証明書は、この後の手続きで必ず必要になります。

再発行も不可能ですので、受け取った後は失くさないようくれぐれも注意しましょう。

 

国民健康保険への加入手続き

 

健康保険資格喪失証明書が発行されたら、市役所で国民健康保険の加入手続きを行ってください。

「なんだか難しそう」「大変なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、実際は簡単ですのでご安心を。

 

ただ、税率や支払額は住んでいる市町村によって異なります。

そのため手続きをする際に役所の人に聞いてみましょう。

また言わずもがな、証明書の他に印鑑なども持っていくことをお忘れなく!

 

まとめ

 

親の扶養から外れると、メリットもあればデメリットもあります。

しかし扶養に入ったままだと年収の調整をしなくてはならないため、必然的に勤務時間が少なくなります。

「今はフリーターだけど、ゆくゆくは正社員に」と考える人にとって、これは非常に痛手でしょう。

 

人によって何を重視するかは様々ですが、「いずれ正社員として働きたい」「もっとたくさん稼ぎたい」という場合は、早めに扶養から外れた方が良いですね。

手続きも意外とスムーズなので、自分の今後をしっかり考えながら判断し、進めていきましょう。

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