履歴書を書くときや面接で、必ずと言っていいほど聞かれるのが「志望動機」です。
これを失敗してしまうと印象が悪くなってしまう可能性があります。
基本的に企業に関することを抜き出して答えるのが正解です。
「自分のスキルを利用して会社の売り上げに貢献できます。」ホントこれだけでいいんですよね。
企業側としては売り上げに貢献できる人を探しています。志望動機は自分をアピールするためにもしっかりと考える必要があります。
ただ、ちょっと良いなって思って入社を考えて応募している人には志望動機を考えるのが難しい人もいます。
私がフリーターから就職したときもそうでした。何も考えずにこの会社良さそうだな、多少楽そうかなって考えで会社を選んでいたんですよね。そうすると志望動機を考えるのが難しい…。
志望動機は少し考えればOK
難しいことは考えずに志望動機は簡単にまとめれば良いのです。
面接では「御社を志望した理由は接客業が好きで飲食店に就職したかったからです。」
履歴書では「志望動機は接客業がやりたかったので応募致しました。」
こんな感じで簡単で大丈夫です。
大卒で一流企業に就職するなら企業のIR情報などを参考に企業を分析して自分のスキルと当てはめる必要があります。
この記事ではフリーター向けに書いています。小難しいことは書かなくても大丈夫です。
少し考えて、こんな部分が好き、こんな仕事がしたいといったように答えればOKです。
企業側で志望動機を聞かない会社も増えている
2018年に入り有効求人倍率は1,6倍となっています。要するに働き手が足りていない状態なんですよね。
人が来てくれれば即採用という会社も増えてきています。(おそらくある程度の選考はすると思いますが)
面接で志望動機などの難しいことは聞かずにそれっぽいことを聞くだけで終わらせる会社も増えています。
志望動機よりも会話全体から人間像を把握して問題ない人物だと判断できれば採用されます。今は本当に働き手が少ないですからね。実は私の会社も人を募集しても応募がないこともあります。
面接では会話のキャッチボールを大切にする
面接のときに重要なのは表情と会話です。表情を作ることは難しいと思いますが、会話のキャッチボールは重要です。
例えば
Q、趣味は何ですか?
A、遊ぶことです。
これはいけません。遊ぶことでは回答になってないんですよね。遊ぶことって何だろう?となってしまいます。
模範解答は「私の趣味はサッカーです。サッカーをして汗を流しストレス発散をしています。」
こんな感じでサッカーをしていて、さらにストレス発散をしていますと理由付けを出来るとさらに良いですね。
親しい友人と話しているときのように上手くキャッチボールが出来なければなりません。
ただ本当に友人と話しているときのように砕け過ぎてはいけません。あくまでも謙虚、かつ丁寧な敬語で話しましょう。
アルバイト経験も無駄にしない志望動機を書く
フリーターでアルバイトしか経験がない人もいると思います。職歴なし、未経験の人でも志望動機を今までのアルバイト経験を動機付けすれば良いのです。
例えばコンビニアルバイトから飲食店に就職する場合
今までコンビニでレジなどの接客から品出し、売り上げ計算などを担当してきました。
学生時代から4年間働いてきました。
接客方法によって売り上げが伸びたことで接客の大切さを学びました。
私の接客方法が御社の売り上げに貢献できると感じるとともに私自身正社員という立場で接客業へ取り組みたいと考えています。
今回はコンビニと飲食店に共通する「接客」に着目して志望動機を考えてみました。
アルバイト経験がある人は共通点を見出してみて下さい。
それを上手く動機付けすればいいのです。
就職するのに面接や履歴書が不安なら転職エージェントに相談してみる
フリーターが一人でいきなり就職活動をするのは難しいかもしれません。
かといって私は正社員で働いた方がメリットがあると感じていますので就職した方が良いと考えています。
今までアルバイトしかしていなくて就職って不安になりませんか?
転職エージェントに相談してみて下さい。転職エージェントと言っていますが就職支援サービスも行っています。
ハタラクティブや就職Shopなどがフリーターに特化している就職支援サービスです。
キャリアコンサルタントが付いて履歴書添削、面接対策を個別に行ってくれます。しかも無料で利用できるんですよね。
これは利用しない手はありません。(無料なのは企業側が転職エージェントに紹介料を支払っているからです)
就職、転職のプロが味方になってくれますので相談してみてもいいかもしれません。
とにかく面接では真摯、謙虚に行きましょう
面接では質問を真摯に受け止めて謙虚な姿勢で答えましょう。
とにかくいけないのは嘘をつくことです。採用面接をする人に嘘はすぐにばれてしまいます。
思ってもいないことを書いたり、伝えることを嘘とは言いません。就職でも戦略が大切ですからね。ある程度企業に合わせて解答する必要もあると思います。
しかし、全くの嘘はいけません。本当のことと嘘というのは伝わり方が異なります。要するに響かないんですよね。日常生活でも感じることはありませんか?
あの人の言うことは信用できないって人いますよね。嘘をついている人が多いんです。
趣味はありますか?と聞かれた時に実際にないのであればないと答えても良いんです。
ただ答え方の問題なんですよね。
そこで「ありません。」と無表情で回答してすると印象がよくありません。笑顔で「申し訳ありません。趣味はありません。」と回答した方が印象が良いですよね。
素直に回答してもOKなんです。ただ、印象が良くなるような話し方は必要だと思います。
まとめ
フリーターが就職するために必要なことは少しの勇気で踏み出すことが大事だと考えています。
今以上に就職しやすい時期はないと思います。有効求人倍率がバブル時期の水準ですからね。
志望動機でつまづいてしまうのはもったいないと思います。就職支援サービスに相談すればすんなりと就職できると思いますよ。一度相談してみて下さいね。