フリーター、ニート

フリーターの平均年収は?税金を考えると正社員がお得

更新日:

フリーターとして働いていると、どうしても気になってくるのが平均年収です。

「他の人はどれくらい稼いでいるのだろう?」「自分は平均値より少ないのかな?」など、あらゆる疑問が尽きないでしょう。

またギリギリまで頑張った場合の限界値についても気になりますよね。

 

そこで今回は、フリーターの平均年収についてご紹介!

一般的にフリーターはどれだけ稼いでいるものなのか?また正社員として働いた方がいいのか?様々な疑問に迫ります。

 

フリーターの平均年収はいくら?

「働く頻度は週3日程度」「なるべくフルタイムで入っている」など、フリーターの働き方は様々です。

また時給も人によって異なるため、年収には若干バラつきがあると言えるでしょう。

 

ただ一般的に、フリーターの平均年収は150万円程度とされています。

 

例えば時給1000円で週30時間勤務の場合、月収12万円・年収144万円となりますよね。

これが同じ勤務時間で時給800円の場合だと、月収96000円・年収115万2000円となります。

正社員の平均年収は400万円程度とされているため、正社員とはかなりの開きがあることがわかります…。

フリーターは正社員より気楽で自由もききますが、やはり金銭的な部分では到底かなわないという印象です。

 

ちなみに物価などが高い都内は時給1000円以上とするところがほとんどですが、その他の地域は800円~900円程度が相場だとか。

そのため田舎暮らしのフリーターより、都内で暮らすフリーターの方が平均年収は高くなりやすいと言えます。

 

フリーターが年収を増やす方法

「今よりも年収を上げたい!」と考えるフリーターは多いでしょう。

ではフリーターが年収をアップさせるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

勤務時間を増やす

 

フリーターが年収を増やすために最も有効な方法、それは勤務時間を増やすことです。

基本的にフリーターは時給制なので、働く時間を今より増やせば必然的に収入も増えます。

なるべくたくさんシフトに入る・残業を進んで引き受けるなど、あらゆる方法で勤務時間を増やしましょう。

 

働く時間が増えると精神的にも肉体的にも負担が掛かりますが、少しでも年収をアップさせるためにはこれが一番です。

 

時給の高いバイトを探す

 

今よりも年収をアップさせたい!というフリーターは、時給の高いバイトを探してみるといいでしょう。

 

やはり時給が安いままだと年収を上げることは難しいです。

例えば同じような内容のバイトであっても、日勤より夜勤のほうが時給は高いですからね。

そのため夜に強い人は夜勤のバイトをする方が断然稼げると言えます。

 

ただ、まだ新しいバイトが見つかっていないうちから辞めるのは危険です。

今のバイトをしながら同時進行で別のバイトを探すことをオススメします。

 

フリーターの年収限界値は?

もっと稼ぎたい・年収を増やしたい!という想いで頑張るのはいいことです。

しかしフルタイムで入り必死になって働いても、フリーターの限界値はたかが知れています。

 

まず勤務時間に関してですが、これは労働基準法で1日8時間・週40時間までと定められています。

これを超えた場合、企業はさらに賃金をプラスする必要があるわけです。

 

しかし「バイトにそこまでお金はかけるのはちょっと…」というのが企業側の本音。

「上限以上に働きたい!」と訴えても、その希望が叶うことはほとんど無いでしょう。

そのため1日8時間・週5日勤務がフリーターの限界労働時間になるわけです。

 

仮に時給1000円だとすると、1日8000円・月22日出勤で月収176000円。

そしてこれを1年分として計算すると211万2000円。

すなわちフリーターの年収限界値は約200万円ほどになります。

 

しかしここから税金などが引かれると、手取り額はもっと減ってしまいますからね。

 

例えば年収200万円の場合、所得税が年間約4万円、住民税が約10万円かかります。

さらに国民健康保険は約11万円、国民年金は約20万円ほどかかってしまいます。

すなわち、所得税・住民税・国民健康保険・国民年金、全て併せて年間約45万円もの税金が引かれるのです。

そうなると手取りはおよそ160万円になりますね。

 

ギリギリまで働いても、年収限界値は200万円、手取りにすると160万円…。

フリーターでいる限り、どんなに頑張っても正社員並みに稼ぐことはほぼ不可能と言えるでしょう。

フリーターとして頑張る身には辛い事実かもしれませんが…悲しいかな、これが現実なんですよね。

 

またあまり頑張りすぎると、体調を崩してしまう恐れもあります。

頑張ろうという意気込みは大切ですが、無理し過ぎるのは禁物です。

 

年収を上げたいなら正社員になるのが一番!

フリーターである以上、年収を大幅アップさせることは難しいです。

たとえ限界まで頑張っても税金でグッと減ってしまいますしね…。

もはや頑張り損と言っても過言ではありません。

そのため年収を上げたいなら、やはり正社員になって働くのが一番でしょう。

 

正社員になればボーナスや昇給制度もありますし、退職金も出ます。

役職に就くことでそれ相応の手当をもらうこともできるでしょう。

また社会的な信用が得られる・安定性が高まる・福利厚生が整っているなど、年収以外の部分でも様々なメリットがあります。

 

どうせ頑張るのなら、フリーターではなく正社員になって頑張った方がお得ですよ。

 

転職エージェントを利用して正社員になろう

当然ながら、正社員になるためにはまず就職活動をしなくてはなりません。

ただフリーターが就職活動をするのはなかなか大変です。

やはり中途採用の場合は実績や職歴などが重視されますからね。

そのため正社員経験が全く無いフリーターだと、書類選考すら通らない可能性大です。

 

何度も書類を送り、やっと面接にいけたはいいものの、結局不採用…。

この状態がずっと続くと就職活動にどんどん嫌気がさしてくるでしょう。

 

そこでオススメしたいのが転職エージェントです。

書類作成から面接対策、さらには企業選びや条件交渉など、あらゆる部分をしっかりサポートしてくれます!

 

なんてったって転職エージェントは就職のプロですからね。

アドバイスをもらって実践すれば成功率はグンとアップするでしょう。

 

フリーターOKな転職エージェントに登録して、就職活動の悩みをスッキリ解消してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

 

今回は、フリーターの平均年収や限界値についてまとめてみました。

 

働けど働けど、正社員には到底追いつかないフリーターの年収…。

考えれば考えるほど憂鬱になってくるものです。

また税金が引かれると手取り額はさらに減りますからね。

頑張るだけ損だなとも感じてしまうでしょう。

 

もちろんフリーターもひとつの働き方ではあります。

ただ年収アップの観点から考えるとあまりオススメはできません。

年収を上げるためには、やはり正社員になって働くのが一番ですね。

ハローワークはもう古い!全て無料の転職エージェントを活用しよう!→おすすめランキングはこちらから

-フリーター、ニート

Copyright© ジョブリン , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.