これから営業職をやってみようと思っている。
今現在営業職として働いている。
そんな人に聞きたい。営業職のやりがいを理解出来ていますか?
確かに世間的には「ノルマが大変そう。」、「頭を下げ続ける仕事。」というイメージを持っている人も多いですよね。
そのイメージもあながち間違いではありませんが、それ以上に魅力や面白みの溢れる仕事こそ営業職なのです。
今回は営業歴5年の私の営業職の魅力について詳しく紹介していきたいと思います。
営業のやりがい
営業は花形!数字で目標が明確化されるやりがい
まず営業職の1番の魅力は多職種と比較して「成果が数字として表れる点」でしょう。
世間ではあまり良いイメージを持っていない「ノルマ」ですが、私は逆にノルマが無ければ、仕事は面白くないのではないかと思います。
ノルマがにあることで、「今月はよく頑張ったな。」、「来月はもっと頑張ろう。」等ということを実感でき、一つの大きなモチベーションに繋がります。
営業と言う仕事は頑張って結果を残せば、その努力が数字として表れ、評価に直結することになります。
(努力してもプロセスではなく結果が求められる世界でもあるので、その厳しさはありますが。)
そこでノルマを達成出来れば、上司からも評価されますし、給料アップにも繋がることもあるでしょう。
またそれなりに苦労の多い仕事ですが、あなた自身の仕事の結果が会社の売り上げや利益に繋がります。
会社にとっては「花形職」、「貢献性の高い仕事」であるが故、「俺が会社を支えている」と自負を持って高いモチベーションで仕事が出来る点も非常に魅力が大きい仕事です。
0を1にする達成感。新規は営業にしか味わえないやりがい!
新規顧客や新規商品の受注も営業職としては非常に大きな魅力の一つでしょう。
元々商売の無かった客先にアポ取り、提案、受注、納品フォロー全てが1からの作業となる為、普段の既存の客先への商売よりも非常に苦労が多いです。
しかし、その苦労が多い分、達成感とやりがいは他に変えられないものがあり、私自身もそうですがその魅力から営業を離れられない人がかなり多いかと思います。
(また新規の受注は同時に競合他社のシェアを崩すことも出来るので、嫌な言い方ですが優越感に浸れる点も嬉しいですね。)
自由な仕事が出来るのが営業職の魅力
営業の魅力の一つに自由度があります。
受注が取れるようにどのような手段を取るかも自由、スケジュールも客先ありきなので比較的自由。
事務系や技術系は毎日決められたやり方や時間の中で仕事をすることになりますが、営業という職種はいかにして成果を出すかが求められます。
極端な話ですが、会社に1日も行かなくても、毎月ノルマ以上の結果を出していれば誰からも文句を言われることはないでしょう。
(あくまでも極端な話です。そんな会社はほぼ存在しないので、誤解しないでくださいね。)
成果を出せるように仕事を自由に行えるという点が営業の自由度の魅力でしょう。
私が営業を続けている理由
私は総合商社で営業を3年、メーカー営業で2年の営業歴があります。
転職をしても私が営業を続けている理由は私なりの営業の魅力がある理由があるからです。
それは「人の営業力」にあります。
基本的に商売は物が良ければ、安ければ売れると思っている人も多いかと思いますが、私はそれだけで商売が成り立つのであれば、営業職は存在意義がないと思っています。
(「この商品が安いですよ。」と客先にFAXを送れば良いのですからね。)
営業職の本来の存在意義は「人対人の営業」にあるのではないでしょうか。
しっかり客先に訪問し、関係を築いていくことで信頼関係ができ、その信頼ベースで商売を行う。
勿論、物の良さ、安さでの受注あるかと思いますが、最も大事なことは顧客があなたと一緒に仕事をしたいと思うか、気に入られるかという点なのです。
私は以前、商社の営業として働いていた際に「競合他社と同じ商品を同じ値段で売る場合、相手から迷わず買ってもらえる関係を目指せ!」という上司の言葉をモットーに今でも営業を続けています。
本当の営業の面白さは「企業対企業」ではなく、「あなたと商売したいから発注するよ。」というその一言の喜びではないかと私は思っています。
まとめ
今回は営業の仕事のやりがいについて紹介してきました。
ここでは紹介しませんでしたが、成果が出ない、拘束時間が無い等、営業は非常に大変な仕事であることは間違いません。
しかし、それ以上に営業という仕事にしか味わえない喜びや達成感があることは事実です。
これから営業を考えている人には是非お勧めしたいと思いますし、また現在、営業職として働いているもののまだ魅力ややりがいを感じることが出来ていない人に改めて営業職という仕事がどれだけ面白いかということを感じて頂ければ嬉しく思います。