営業がつらい!苦手!と感じている人は多いかと思います。
また自分は営業が出来ると思っている人でも空回りしてしまう人もいます。
営業が上手になる為にはどうしたら良いのでしょうか?
営業が出来る人、出来ない人にはそれぞれ特徴が存在します。
今回は営業が苦手、上手くできない人でも、営業が得意になる方法について紹介していきたいと思います。
営業が出来ない人の特徴
精神的な余裕が無い
まず営業が出来ない人の特徴から考えていきましょう。
営業が出来ない人の最大の特徴は「精神的な余裕」でしょう。
日々ノルマに追われ、常に頭の中は今月の数字ばかり。
ノルマが達成出来なければ、上司の叱責。
一件でも仕事を取らなければとどんどん焦りが増してくる。
これはもう完全に負のスパイラルとしか言えません。
よくよく考えてみましょう。
「売りたい!売りたい!」が前面的に出て、押し売りしてくる人に魅力は感じるでしょうか?
(セールスの電話を想像したら分かりやすいかと思います。)
例えどんなに饒舌なトーク力を持っていても、精神的な余裕が無ければ営業は空回りしてしまうのです。
コミュニケーション能力が無い
営業=コミュニケーション能力。
誰しもが一度は聞いたことがあるかと思います。
やはり営業は人と人との商売です。
つまり、上手に相手とコミュニケーションが取れなければ仕事は出来ません。
「俺は話すことが得意だけど、なんか上手くいかないんだよな・・・」と思っている人も多いでしょう。
多くの人は営業=話す力と感じているかもしれませんが、営業において最も重要なことは聞く力です。
いかに相手のニーズや話を上手に聞き出すか。
あなたは出来ていますか?
営業の出来ない人はコミュニケーション能力、つまり聞く力が乏しい人がほとんどなのです。
営業が出来る人の特徴
真摯な姿勢で仕事が出来る
ここからは営業が得意な人の特徴を見ていきましょう。
営業が出来る人は皆、誠意を持って仕事が出来る人です。
真摯、誠意のある営業とは、具体的に下記のようなことを指します。
定期訪問を怠らない。
トラブルへの早急な対応。
小さな約束でもしっかり守る。
礼儀正しい。
身なりに清潔感がある。
当たり前過ぎて「なんだ、こんなことか。」と多くの人が感じたことかと思います。
しかしこの当たり前のことをどこまであなたは当たり前に出来ていますでしょうか?
出来る営業マンはこれらを一つも落とすこと無く、100点でやり続けています。
あなたも今一度、しっかりと「当たり前」が出来る、真摯な姿勢での営業を見つめなおしてみましょう。
新しいことに常にチャレンジ出来る
もう一つ営業が出来る人の大きな特徴があります。
それは「常に新しいことを模索していること」でしょう。
上記でも紹介しましたが、営業が出来ない人は余裕が無く、定期訪問が中心の守りの営業の人が多いです。
対して出来る営業マンは、常に新しいことを求めています。
例えば新規営業の業の種まき。
足元の数字には結びつきにくい仕事でも、情報収集、継続訪問等を続け、小さな取引からでも丁寧に行っていきます。
ノルマしか頭がなければ、「この取引は数字にならない。」と敬遠してしまいます。
どんなに小さな仕事でもいずれ大輪の花を咲かすことになるかもしれません。
例え余裕がなくても、時間を見つけて常に新しいことにチャレンジする姿勢に注意してみましょう。
営業が苦手な人へのアドバイス!
さてここからは私のアドバイスです。
私自身も総合商社、メーカーと長い期間、営業職として働いています。
営業が苦手な人、出来ない人に伝えたいのは、「営業が得意になるにはカメレオンになる。」ということ。
上述でも触れましたが営業というのは人対人の商売です。
十人十色の客先に対して同じ営業方法では、結果を出し続けることは出来ません。
話上手の人には聞き手に回る、ゴルフが好きな人にはゴルフで距離を詰める・・・等、自分が様々な役を演じることで、どんな客先でも順応出来る営業マンになれます。
私は営業で成果を残す為には、客先との信頼関係が重要なカギになると思っています。
信頼関係を築く為には、相手に合わせることが非常に大事なポイントです。
苦手な営業も一時的にカメレオンのように変化することで上手くいくかもしれませんね。
まとめ
今回は営業が苦手な人に対して、どうすればデキる営業マンになれるかについて見てきました。
実際、営業が出来る人、出来ない人の差はそこまで大きな差はありません。
どこまで余裕を持てるか。
どこまで当たり前のことを当たり前に出来るか。
どこまで新しいことにチャレンジ出来るか。
恐らく多くの人は「これだけなら自分も出来る。」と感じて頂けたかと思います。
今までの営業に少しのスパイスを加えるだけであなたの営業にも磨きがかかることでしょう。
是非、明日からの営業で活かしてみてください。