「どうせ自分に出来る仕事なんてなにもない」。
そう考えて自身を卑下してしまうと、どんどん憂鬱な気持ちになってきますよね。
しかし人間、誰しも向き不向き・得意不得意があるものです。
たとえ苦手なことが多くても、いろいろチャレンジしてみることで自分に出来る仕事が見つかるかもしれません。
そこで今回は、出来る仕事がないと悩む人にオススメの職種をご紹介します。
出来る仕事がない…と感じるのはなぜ?
そもそも「出来る仕事がない」と感じてしまうのはなぜなのでしょうか?
多くの人が抱える主な原因は以下の通りです。
1、記憶力・理解力が低い
2、要領が悪い
コミュニケーション能力がない
体力がない
何らかの持病を持っている
確かにこうした特徴があると、仕事が思うように進められなくなるかもしれません。
「自分は無能だ」「もう出来る仕事なんてあるはずない」
そんな絶望感や諦めの気持ちに苛まれてしまうでしょう。
しかし中には、なぜ仕事ができないのか?その原因すらわかっていない人もいます。
やはり原因がわかっていないままだと、解決法を探すのも難しいものです。
そのため自分で原因がわかっているのであれば、まだ十分に希望はあると言えそうですよね。
何よりも、
「出来る仕事がないと感じてはいるけど…やっぱり頑張ってみたい!」
こうした前向きな気持ちがあれば大丈夫です。
どんな人でもやりやすい!簡単な仕事ランキング
誰でもできる!と評判な仕事はなんなのか?気になりますよね。
そこでここでは、どんな人でもやりやすい仕事をランキング形式でご紹介します。
1位・工場での単純作業
仕分け・検品・シール貼りなど、工場での単純作業はやりやすい仕事として有名です。
ひとりで黙々とできますし、ただひたすらに流れ作業を繰り返すだけなので、精神的にも肉体的にも非常に楽と言えます。
特別な知識や体力、そしてコミュニケーション能力も不要という、簡単な仕事の王様的存在ですね。
ただ同じ工場でも、例えば重い物や大きな物を運ぶような場合は大変なので注意しましょう。
軽作業系であるかどうかをしっかりチェックしてから挑んでください。
2位・警備員
「警備員の仕事なんてキツイのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし一口に警備員といっても、業務内容や環境は様々。
実は商業施設やオフィスビルでの警備であれば、とても楽と言われているのです。
立っているor座っているか、巡回しているかというだけなので、難しさやキツさはほぼ感じません。
また人と喋ることもほとんどないので、コミュニケーション能力が低くても大丈夫です。
「不審者を見つけた時にうまく対応できるかどうか…」
そんな不安も感じるかもしれませんが、なんでも実際は確認・報告が基本なんだとか。
すなわち自ら捕まえる必要がないため、その点も気が楽と言えるでしょう。
3位・トラックの運転手
決められたルートを辿って荷物を運ぶ…という、実にシンプルな仕事内容のトラック運転手。
そのため記憶力や理解力に自信がない人でも取り組みやすいでしょう。
また当然ながらひとりで行う仕事なので、誰かと話す必要もありません。
大型免許を取得しなければなりませんが、仕事自体はとても気楽でやりやすいためオススメです。
4位・ガソリンスタンド(セルフ)のモニター監視
夜間に1人でモニターを監視し、お客さんが来たら給油許可ボタンを押す。
基本的にはただこれだけの業務なので、どんな人でも難なく出来るでしょう。
さらに本を読んだり眠ったり、自分の好きなことをして過ごせる点も魅力的です。
もはや働いているというより家にいるような感覚でしょう。
こんなに楽なのに、夜勤であるがゆえ時給1000円超えですからね。
ただ、「乙4類危険物取扱者」という資格がないとこの仕事には就けません。
そのため正確には「乙4の資格がある人なら誰でも出来る」といったところでしょうか。
しかし乙4の資格は、難易度が非常に低いとされている簡単なものです。
興味がある人はぜひトライしてみてください。
5位・新聞配達
朝や夕方など、決まった時間に民家へ新聞を配る「新聞配達」も、比較的やりやすい仕事です。
自分ひとりで配るわけですから、当然誰とも喋ることがありません。
「新聞を配る」という単純な内容なので、難しさも感じないでしょう。
しかし闇雲に配ればOKというわけではありません。
きちんと定められたルートがあるので、そこから外れないよう注意が必要です。
また雨の日や雪の日など、天候によっては少々辛いかもしれないのでそこも要注意ですね。
どんな仕事も「世に必要」な仕事
「単純作業や肉体労働なんて、しょせん無能でもできる仕事でしょう?」
そんな風にバカにする人もいますが、気にしてはいけません。
なぜならどんな仕事も世に必要な仕事だからです。
例えば、先程ご紹介したうちのひとつである「トラック運転手」も、確かに内容的には簡単でしょう。
しかし、もし荷物を運んでくれる人がいなかったら…どうでしょうか?
実際問題、多くの人が困ってしまいますよね。
もちろん他の仕事だってそうです。
誰かがやってくれているおかげで、世の中が上手く回っているわけですからね。
そのため「専門知識を有する仕事だけが立派」とは言えないでしょう。
どんな仕事も、それぞれ違った立派さを有しているものです。
ですから仮にバカにする声が聞こえてきても、気にする必要など全くありません。
自分に出来る仕事を精一杯こなしていきましょう。
うまく仕事をこなすコツ
うまく仕事をこなせるようになれば、自分を卑下する心が薄れ、どんどん自信がついていくでしょう。
そこでここでは、仕事をうまくこなすコツ・方法をいくつかまとめてみます。
時には一歩下がってみて
客観的な目線を持つことによって、仕事上のミスを犯しにくくなります。
逆に主観的になり過ぎてしまうと、あらゆる問題点が見えなくなるため、トラブルが起こりやすくなると言えます。
また俯瞰的に捉えることで、自分の欠点や改めるべき部分などを再認識することもできるでしょう。
仕事を上手にこなすためには、時には一歩下がってみることもポイントですね。
無理せず手伝ってもらおう
「自分の力だけで頑張る」という意気込みは素晴らしいものです。
しかし、もし自分の力だけで仕事が予定通りこなせなかったら…。
周囲に迷惑を掛けることになってしまいますよね。
自分ひとりで抱え込まないことも、仕事をうまくこなすコツです。
出来る限り頑張ってみて、それでもダメだったら、無理せず周りの人に手伝ってもらいましょう。
「報連相」も忘れずに
社会人の基本ともいえる「報告・連絡・相談」略して「報連相」。
この報連相も、仕事をうまくこなすためには欠かせません。
報告や連絡をしてその都度知らせる、そして何か困ったことがあったら相談をする。
やはりこうした基本的なことこそ大切なんです。
それこそ「仕事がうまく出来なくて…」と悩んだら、ぜひ誰かに相談してみてください。
行き詰まった状態を打破する、良いヒントがもらえるかもしれませんよ。
「日々精進」の気持ちも大事
「自分はどうせ無能だし何もできない」
そう思って諦めてしまうと、もうそれ以上の成長・向上は望めません。
もちろん誰しも「これはどうしても出来ない」ということはあるでしょう。
しかし、自分次第で乗り越えられるものも大いにあります。
大切なのは、自分を変えようとする姿勢・気持ち・行動です。
自らスキルを習得するもよし、まずは誰かをマネてみるもよし。
「日々精進」の気持ちを忘れずに…。
今よりもっと良い自分になれるよう、出来る範囲でもがいてみましょう。
まとめ
出来る仕事がないと感じると、もうその時点で「自分はダメだ」と決めつけ、諦めてしまうかもしれません。
しかしそれだと状況は何も変わりませんし、自分の可能性を狭めてしまいます。
また「簡単な仕事=ダメな仕事」では決してありません。
どんな仕事も、誰かの・何かの役に立っています。
まずは自分が出来そうな仕事に手当たり次第チャレンジしてみましょう!