「バリバリ働いてキャリアアップしたい!」「いずれは結婚もあり得るかも?」など、20代前半女性は、仕事でもプライベートでも様々な想いを抱えやすいです。
今現在のことだけではなく、将来起こり得るであろう変化についても強く意識しがちと言えます。
また、新卒で入ったはいいものの「なんだか違う」と感じ、毎日悶々としながら働く20代前半女性もいるでしょう。
「今の会社でいいのかな?」という疑問や「辞めたい」という思いが強まったら、思い切って転職することもひとつです。
そこで今回は、20代前半女性が失敗しない転職方法をご紹介!
転職成功のポイントやおすすめの業界など、様々な情報をお届けします。
20代前半女性が転職したいと思う理由
20代前半女性が転職を考えるキッカケには、どのようなものがあるのでしょうか?
代表的な理由を4つまとめてみました。
人間関係
年齢・性別問わず、職場での人間関係はストレスの原因になりやすいです。
しかし女性の場合、お局や派閥など、男性同士の人間関係よりも厄介なことが多いとされています。
「群れるのが嫌い」というタイプの女性にとって、こうした環境は特に辛いものです。
「煩わしい人間関係から解放されたい」という思いは、転職を決意する大きなキッカケとなります。
パワハラ・セクハラ
年齢が若いこと、勤続年数が浅いこと、そして女性であることから、20代前半女性は弱い立場に立たされがちです。
そのためパワハラやセクハラといった被害にも遭いやすいです。
近年はパワハラやセクハラ問題が多く取り上げられていますが、それでもまだまだ若い女性への風当たりは強いのが現実でしょう。
会社が何らかの対処をしてくれればベストですが、それが難しい場合、「転職」という形に落ち着くことになります。
結婚
結婚を機に仕事を辞める女性もいれば、家庭と仕事の両立を望む女性もいます。
ただ後者の場合、家庭との両立がしにくい会社だと、その望みを叶えることが難しくなってしまいます。
「プライベートのことも考慮してくれる環境がいい」「融通のきく会社で働きたい」。
そう考えれば、必然的に「転職」という選択肢が浮かぶものです。
イメージとかけ離れた業務内容
「会社に入ったらこんな仕事をするんだろうな」と、大きな期待やイメージを抱き入社したものの、現実は全く違っていた…。
そんな激しいギャップに悩み、転職を決意する20代前半女性も多いです。
希望していた業務に全く関わることができず、コピーやお茶くみといった雑用ばかり…。
こんな状態がずっと続くと、どんどん情熱も失せてきます。
「下積みの時期」と考えることもひとつですが、どうしても我慢ならない場合は転職するしかないでしょう。
契約社員・派遣社員という選択肢
「自分の時間が欲しい」「正社員の生活に疲れた」。
そんな20代前半女性にオススメなのが、契約社員や派遣社員という選択肢です。
契約社員や派遣社員の場合、基本的には定時退社が可能なので、時間に縛られるということがあまりありません。
そのため仕事の後でもゆっくりと自分の時間が取れます。
「習い事をしたいけど仕事が…」という女性にとっても嬉しいですね。
また正社員並みの給料をもらえるところもあるため、お金の面でもそれほど不安はないと言えます。
ただ、以下のようなデメリットもあります。
・正社員へのステップアップは難しい
・産休など、福利厚生が整っていない
・ボーナスなし
・大きなプロジェクトを受け持つことができない
こうしたデメリットが気にならなければ、契約社員や派遣社員へ転職するのもアリでしょう。
自分にとって一番適した働き方は何か?最も譲れないものは何なのか?
その辺をじっくり考えてみることも大切ですね。
転職時に気を付けたいこと
さてここでは、転職を希望する20代前半女性が気をつけたいことを3つご紹介します。
安易に決めつけない
自分では不得意だと思っていても、他人から見るととても優れている。
あるいは逆に、自分では得意なつもりでも周りからの評判は悪い。
このように、向き不向きというものは、自分だけでは正確に判断できないことも多々あります。
特に20代前半だと、社会人経験も浅いため、何が向いているか・向いていないか、まだ曖昧だったりするものです。
そのため、勝手な思い込みや決めつけで、安易に転職先を決定するのは危険です。
身近にいる家族や友人、あるいは転職エージェントの担当者など、自分以外の人に客観的に判断してもらうことも大切ですね。
調子に乗らない
20代前半という若さは、やはり転職の際も非常に有利です。
選択肢が広い分、様々な会社に魅力を感じ、あそこも良いココも良いとなりがちです。
そして「まだ若いし、合わなかったらまた辞めればいいや」と、安易な考えに陥りやすくもなります。
しかし、調子に乗って何度も転職を繰り返していると、企業に与える印象が悪くなってしまいます。
「長続きしない」「根性やヤル気がない」とみなされ、採用されにくくなる恐れがあるわけです。
「若さに任せて余裕をかましていたら、いつの間にか30代に…」
そんな事態に陥らないよう注意しましょう。
今後のことをしっかり考える
例えば「多分いつか結婚するからこういう会社でいっか」など、曖昧なプランを軸に転職先を考えるのはやめておきましょう。
自分の中で結婚を考えていたとしても、相手も同じ気持ちかどうかはわからないものです。
また、仮に約束をしていても、相手次第で予定が変わることだってあるわけです。
結婚に限らず、人生はいつどんなことが起きるかわかりません。
だからこそ今後についてしっかり考えることが大切です。
たいして考えもせず、「多分」「なんとなく」という曖昧な感覚で物事を決めるのは危険です。
ましてや転職という重要なことですから、より一層きちんと考える必要がありますね。
転職を成功させるポイント
「今の仕事を辞めない」というのは、転職を成功させるうえでの大きなポイントと言えます。
「転職する」という決意が固まると、一刻も早く今の会社からオサラバしたくなるものです。
また、転職活動に当てる時間も欲しくなるため、なおさら「さっさと辞めたい」という意識が働きます。
しかし仕事を辞めると、当然収入も途絶えます。
さらに20代前半だとまだそれほど貯えも無かったりします。
経済的に厳しくなり、生活が苦しくなってしまったら、転職活動どころではないですよね。
また女性の場合、自分磨きやオシャレなど、生活費以外の出費が発生することもあるでしょう。
そういったプライベートでの楽しみがなくなると、精神的なゆとりが失われてしまいます。
どんよりとした精神状態は、転職活動にも悪影響を及ぼすと言えます。
そのため、転職を成功させたいのであれば、ひとまず今の仕事は辞めないでおきましょう。
例えばスマートフォンなどを使えば、いつでもどこでも簡単に転職サイトや情報をチェックできます。
仕事とかぶらないように日程調整すれば、複数の面接を受けることだって可能です。
空き時間をうまく活用し、きちんと予定を組めば、仕事と転職活動は両立できます!
経済的・精神的な余裕を保つことも、転職を成功させる秘訣です。
20代前半女性におすすめな業種
営業職
経験ナシでも歓迎してもらえる職業といえば「営業」でしょう。
未経験OKという懐の広さゆえ、異業種からの転職も多いです。
またコミュニケーション能力の他に、交渉力や企画力なども身に付きます。
「実践を通して様々な能力を得たい!」という20代前半女性におすすめです。
事務職
転職を考える20代前半女性に人気なのが「事務職」です。
基本的なパソコンスキルはもちろん、電話対応や来客対応など、人に対する心配りなども必要とされます。
地味な印象を抱かれがちな事務職ですが、実際は企業にとってなくてはならない存在です。
まさに「縁の下の力持ち」と言えるでしょう。
技術職
SE・看護師・福祉士など、いわゆる「技術職」と呼ばれる業種もおすすめです。
専門的知識を有することが求められるため、確かにハードルは高めです。
しかしこうした業種は、一度現場から離れても復帰しやすい、と言われています。
「将来的には結婚を」と考えている20代前半女性にとって、一度辞めてもまた復帰できる点は非常に魅力的でしょう。
まとめ
「仕事以外も充実させたい!」「結婚しても働きたい!」
そんな望みを叶えるためには、会社選びも非常に重要です。
転職を成功させて、自分の人生設計に合った働き方を実現してくださいね。