「進学ではなく社会に出ることを選んだ」という10代の方も多いでしょう。
早くから社会に出て経験を積むことはとても立派なことです。
ただ当然ながら、社会で働くと大変なこと・辛いことがたくさんあります。
そのため「仕事を辞めたい」と悩む10代の方もたくさんいるのではないでしょうか?
そこで今回は、仕事を辞めたいと思っている10代の方へ、アドバイスや解決策をお届けします。
なぜ仕事を辞めたくなるのか?
人間関係に疲れた
10代の方が仕事を辞めたくなる理由のひとつとして「人間関係」が挙げられます。
これは10代より上の年齢の方もぶつかりやすい問題ですね。
いわば年代問わない悩みと言えるでしょう。
ただ10代の場合、その若さゆえ、先輩から舐められやすいという面があります。
また「舐められたくない」という一心で仕事を頑張ると、今度は「まだ若輩者のくせして生意気」という目で見られることもあるでしょう。
頑張ることできちんと評価してくれる、そんな真っ当な先輩や上司が居れば、人間関係で悩むことも少なくなります。
しかし、ねじ曲がった評価しかできない先輩・上司ばかりだと、ほとほと疲れてしまうものです。
また単純に、学生時代とのギャップが激し過ぎて戸惑うこともあります。
当然ながら、中学校や高校での人間関係と、会社での人間関係は違いますからね。
10代のうちだと、慣れない人間関係に疲れることもあるでしょう。
思ったよりひどい会社だった
「高校の先生に勧められた会社へ就職したら、実は超ブラック企業だった…」
10代だと、こうした絶望的な目に遭いがちです。
もちろん、先生に言われたから…ではなく、自分自身で徹底的に就職先を探す方もいるでしょう。
しかし大抵の場合は、先生の勧めた会社にそのまま入ってしまうものです。
そして言われるがままに入社した後、「あれ?」と気付くのです。
社会や現実というものは想像以上に厳しいです。
ただ、あまりにも劣悪な環境だとやはりキツイでしょう。
「20代30代と、年を重ねてからもココでやっていけるだろうか…?」
そんな不安にさいなまれ、仕事を辞めたくなる10代の方は多いです。
また「ブラック企業ではないけど、どうも自分に合わない」と感じ、仕事を辞めたくなるケースもあります。
仕事を辞めるべきか続けるべきか
仕事を辞めたいと思っても、実際はそう簡単に辞められませんよね。
辞めるべきか続けるべきか…この2つの間で気持ちが大きく揺れ動くものです。
また周りからも「辞めないほうがいい」「我慢すべき」などと言われるでしょう。
確かに、辛さや苦しさを乗り越えることで得られるものもあります。
社会というものは厳しいですし、年齢を重ねれば重ねるほど、10代の頃とは違う責任も出てきます。
ちょっとのことで音を上げていたら、そんな厳しい社会生活を送っていくのは難しいかもしれません。
グッと耐え抜くことで、いずれ「ああ、あの時頑張ってよかったな」と思える瞬間が訪れたら、まさに結果オーライと言えるでしょう。
しかし、10代という若い時だからこそ色々なことに挑戦できます。
選択肢も広いですから、興味さえあれば様々な職種にチャレンジ可能です。
今の仕事を辞めても、次の仕事がすぐに見つかりやすい年代と言えますね。
苦しみを乗り越えることも大切ですが、果たしてその苦しみが本当に自分にとって必要なものなのか?しっかり考えることも重要です。
今の辛さを乗り越え、成長し、10年後にイキイキと輝いている自分…。
そんな自分をイメージできるのであれば、乗り越える価値もあるでしょう。
しかし、そんなイメージなど全くできず、むしろ今後もマイナスしか生まないだろうと判断したら、思い切って辞めることもひとつです。
仕事を辞めるべきか続けるべきか悩んだら、まずは未来の自分や現在の状況についてしっかり考えてみてください。
その結果「やっぱり今の会社じゃダメだ」と思ったら、早めに見切りをつけましょう。
自分のやりたいことはなんなのか
よく考えた末「今の仕事を辞めよう」と決意したら、今度は「やりたいことはなんなのか?」を自分に問うてみてください。
そして自分のやりたいことが見つかったら、そのやりたいことを軸として転職活動をしましょう。
「やってみたいことがたくさんある!」という方もいれば「何がしたいのかわからない」という方もいるでしょう。
後者の場合は、ひとまずバイトでもしながら、自分のやりたいことを模索してみてはいかがでしょうか?
これが20代後半や30代だと「いい年してヤバイよな…」と危機感を覚えるものです。
しかし若いうちならばまだまだ許されます。
いわば10代ならではの特権と言えるでしょう。
ただ、いつまでもバイトのままだと、それこそあっという間に20代30代に突入してしまいます。
ですのでダラダラ引き伸ばさないよう、自分の中である程度期間を決めておきましょう。
第二新卒枠と言われる25歳くらいまでには、自分のやりたいことや入社したい会社を定めたいところです!
またもし興味やお金があれば、専門学校などに行って何かを学ぶのもひとつですね。
10代という年代は転職活動にも有利
18歳や19歳など、10代のうちでの転職は非常に有利です。
逆に20代後半を過ぎると、年齢がネックになりがちです。
もちろん年を重ねた分のスキルや経験があれば、それが武器にもなります。
ただ、やはり一般的には、若ければ若いほど転職しやすいと言えるでしょう。
多少スキルが無くても、それらは仕事をしていくうちに養われていきますからね。
「まだまだ成長しそうだな」「将来有望だ」と思える若い人材だと、やはり企業にとっては魅力的です。
仮になかなか転職活動がうまくいかなくても、10代ならまだ焦る必要はありません。
多少失敗したって、何度でもやり直しがきく年齢です。
ただ先程も述べたように、「新卒枠として扱われる25歳まで!」など、ある程度の期限は決めておきましょう。
みなぎる若さとパワーで、積極的に転職活動を進めていってくださいね。
うまく転職できるか不安な人へ
10代だと、まだ就職や転職に関して不明な点が多いものです。
そのため「いざ転職しようと思っても、何から始めればいいのかわからない」というケースも多々あります。
それなりに経験がある上の年代に比べて、やはり何かと不安な点が多いでしょう。
そんな時に大助かりなのが転職エージェントです!
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不安や疑問を抱える10代の転職初心者さんは、ぜひ転職エージェントを利用してみてください。
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まとめ
社会に揉まれる中で、辛さのあまり「仕事を辞めたい」と思うこともあるでしょう。
そこで引き続き頑張るかどうかは、ズバリあなた次第です。
ただ、若いからこそできることもたくさんあります。
もし「今の会社・仕事は向いていない」とハッキリ確信したら、若いうちに転職活動をして、自分にピッタリな仕事を見つけましょう。